要約
市販のバイアル容器を利用して収穫後のブドウ穂軸に水分を補給することにより、果実重の減耗および穂軸の褐変が抑制でき鮮度保持に有効である。
キーワード ブ...
リンゴ「ふじ」輸出の際に問題となる果肉褐変の消石灰による抑制
要約 リンゴ「ふじ」の輸出に発泡スチロールボックスを用いる場合、10kgボックス当たり消石灰を50g入れることにより、炭酸ガスによる果肉褐変障害を抑制できる。 キーワード リンゴ輸出、発泡スチロールボックス...
要約 ながいもの規格内収量を4000kg/10a程度確保した上で、3L規格以上収量は種いも重量増加により、2L~L規格収量は密植により増加できる。窒素施肥量はいずれの場合も規格内収量を確保し、土壌中残存窒素量低減の...
カンショ残さ添加低リジン飼料を用いた筋肉内脂肪含量の高い豚肉生産
要約 リジン要求量に対しリジンが不足する低リジン飼料を肥育の前後期(体重30~120kg)給与すると、ロース芯中における筋肉内脂肪含量が、リジン適量の飼料を給与した場合に比較して多い豚肉を生産できる。カン...
要約 切り花リンドウの呼吸量は保存温度が高いほど多くなり、保存温度が低い場合でも途中から温度を高くすると、さらに多くなる。また、エチレンに対する感受性は低い。 キーワード リンドウ、呼吸量、エチレン ...
背景・ねらい
近年、高品質で高鮮度な日本産農林水産物の需要が海外において高まってきており、それに伴い全国的にも農林水産物の輸出が拡大し、国内の産地間競争は厳しさを増している。また、岩手県内にお...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
木材利用によるCO2削減効果の評価モデルの開発と日本への適用
要約 木材利用分野によるCO2削減効果を計算するために、炭素吸収量評価モデルを開発しました。このモデルを使うことにより、今後木材利用の増減がどのように影響を与えるかの将来予測ができるようにな...
要約 開発した洗浄機は、果実の凹部に高速気流と微粒子水の混合流を揺動噴射するバッチ式洗浄機である。ナミハダニ休眠雌成虫を除去する打力で隙間なく噴射するため、慣行作業と同等以上にハダニを除去でき、処...
カナダのナタネ輸出港周辺において遺伝子組換えナタネの分布は拡大しない
要約 日本への主なナタネ輸出港であるカナダのバンクーバーで遺伝子組換えナタネを含むセイヨウナタネの分布を調査しました。その生育場所は鉄道線路やその周辺の道路に限られており、そこからほとんど拡大してい...
要約 切り花ボタンをポリエチレン製の袋に入れ、密封、脱気ののち暗黒下2~5℃で保存することで、収穫直後の新鮮な切り花を2週間保持でき、開封後は4~5日で満開する。また、容積が小さくなるので輸送効率が...
要約 林産物市場の将来見通しのための計量モデルを構築して推計を行い、主要輸出国の産業構造及び動向を解明するとともに、国産材の市場構造を解析して、国産材の需要拡大条件の解明を行いました。 背景・ねらい ...
アルゼンチンチャコ・フォーモサ地域における冬季の農業副産物給与による育成雌肉牛の増体重改善のための推奨給与法
要約 各種農業副産物の経済的推奨給与量と1kgの増体重に要する費用は次のようであった。
綿実:1kg/頭/日、US$0.26~0.33。小麦糠:体重の0.4%、US$0.36。 米糠:0.4%、US$0.52。綿実粕:体重の0.8%、U...
FTA交渉戦略に関する研究――米豪自由貿易協定交渉の事例――
背景・ねらい 自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)が急速に注目を集めるようになったが,FTA交渉では相手国の輸出攻勢にさらされる国内の産業がしばしば懸案となる。そのような産業の利害関係者が結束して...
背景・ねらい 国際砂糖市場は2004年2月以降,上昇基調にあり,その最大の要因としてブラジルにおいてさとうきびから製造するエタノールへの配分比率が増加していることに注目が集まっている。ブラジルは世界最大...
パラグアイにおけるダイズシストセンチュウの分布実態とダイズ被害の初確認
要約 パラグアイの主要ダイズ作地帯では、カニンデジュ県8圃場、アルトパラナ県3圃場、カグアス県2圃場でダイズシストセンチュウが確認され、カニンデジュ県での検出頻度が高い。アルトパラナ県のダイズ圃場で...
要約 豚肉の部位別国内自給率は、1988年から2000年にかけて、「ひれ」が63.1%から32.2%へ、「ロース」が56.2%から26.1%へ顕著に低下した。豚肉の国内生産は、テーブルミートとしての消費ニーズに応じ、部位別需給...
背景・ねらい 経済のグローバル化が進展する中,二国間で自由貿易協定(FTA)・経済連携協定(EPA)を結ぶ動きが活発となっており,わが国でもすでにシンガポール・メキシコとの協定を締結・発効させているほか,...
北米におけるBSE発生の牛肉市場に及ぼす影響に関する定量分析
背景・ねらい 近年,日本の農業・農産物貿易をめぐる環境は急速に変化している。特に,WTO,FTA等の国際交渉の進展に加え,2003年のアメリカ,カナダにおけるBSE(狂牛病)の発生およびそれに伴う食品安全・動物...
背景・ねらい 昨今,ブラジルは世界農産物市場において供給者としての比重をとみに高めている。すでに世界最大の農産物貿易黒字国であるとともに,新たに開拓可能な世界最大の農業フロンティアを有している。今や...