要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 慣行の作業体系にコート種子播種機、トンネル支柱打込・被覆機、にんじん収穫機を導入したにんじんの省力機械化体系は、10a当たりの労働時間を慣行栽培の半分以下の約24時間(普通栽培)、約27時間(トンネ...
要約 山間地域の農家住民が望む経済基盤強化のためには、「特産物生産」「直売」意向農家を中心に加工所・直売所の活用やレストラン・地元観光施設との連携によって地場農産物の生産・消費拡大を図り、農業所得の...
要約 重粘土水田地帯における転作野菜の生産拡大を図るためには、排水改善や栽培管理用機械の作業受託、あるいはリース事業が必要である。また、機械化に適した圃場を野菜作農家に集積するための土地利用調整や、...
要約 ミディトマト「越のルビー」の軟化果は、収穫適期に達する前に中果皮部・果実中心部・隔壁部が水浸状を呈し、35℃以上の高温によって引き起こされ、果実の着色が進んだものほど発生しやすい。 背景・ねらい ...
粒剤セル育苗箱処理と液剤高濃度少量散布によるブロッコリー害虫の省力防除技術
要約 粒剤のセル育苗箱処理と液剤の高濃度少量散布により、ブロッコリー害虫の省力防除が可能となる。カルボスルファン粒剤箱処理はアオムシに対する防除効果が高く、エマメクチン安息香酸塩乳剤の高濃度少量散布...
要約 大規模稲作経営において園芸作を定着させるには、夏季兼業以上の収入を園芸部門から確保する必要がある。目標所得の実現には、長ねぎ作の場合、収穫調製作業の能率向上と栽培管理技術の習熟に合わせた漸進的...
販売乾草生産の導入による畑作・野菜作経営の規模拡大と地域土地資源の保全
要約 上川北部の畑作・酪農複合地域に展開する中小規模畑作・野菜作経営では、小麦とばれいしょの作付けを欠くものの、土地利用に販売乾草の生産を導入することにより、経営規模と農業所得の拡大を同時に達成する...
要約 高品質飼料である単播アルファルファを、畑地型酪農経営に導入するための条件は、アルファルファの利用単収(乾物)は750kg/10a以上、乾物あたりCP(粗蛋白質)割合は15%以上、生産費用はチモシーの1.2倍以内で...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
中山間地積雪地帯における耐雪型パイプハウスの周年利用体系と経営評価
要約 中山間地積雪地帯において、耐雪型パイプハウスを利用して、基幹品目の夏秋トマト及び夏どりメロンと補完品目のホウレンソウなどを組み合わせた周年輪作体系を組み立てることにより、冬期余剰労力の有効利用...
要約 ジャガイモ加工残渣はビートパルプと2:1の割合で密封貯蔵すると、良質サイレージが調製でき、このサイレージを原物重で21%混入したTMRを搾乳牛に給与すると、嗜好性は良好で、乳量、乳質も安定し、飼料費を...
要約 軽作業化農業技術の多面的経営評価手法を開発した。イチゴの高設栽培技術を事例とし、労働快適化やリスク軽減がいくらの収益増加に相当し、いくらの投資価値をもつかを、選択型コンジョイント分析により農家...
要約 イチゴ高設栽培システム「佐賀型」は、栽培槽資材にシートを用い、槽幅30cm、深さ15cm、2条外なり方式で、専用架台支柱にC型鋼を連結して栽培槽を支持し、架台の高低差を小さくし、栽培槽底部にはコルゲート...
イチゴ「とちおとめ」における電照、炭酸ガス施用、地中加温による増収効果
要約 電照、炭酸ガス施用、地中加温によって、厳寒期の中休みが軽減され、イチゴ「とちおとめ」の2月以降の収量が増加する。また、各栽培管理技術のうち電照と炭酸ガス施用を組み合わせると相乗効果が高く、経営...
要約 施設トマトの環境保全に配慮した栽培として、減農薬・減化学肥料栽培を行い、防除、施肥、受粉に関わる作業の作業時間及び消費エネルギーを測定した。10a当たりの延べ作業時間及び消費エネルギーは、慣行栽...
要約 牛糞尿に紅茶フロアティを混合すると、糞尿からのアンモニアの発生を低減させる効果が認められ、併せて、においの質の改善効果も認められる。また、製造した堆肥にコマツナ種子発芽阻害は認められない。 背...
キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
要約 黒毛和種肥育素牛の育成期(12~40週齢)において、濃厚飼料の給与割合を体重比1.5%とした場合は、2.5%とした区に比べて、ロース芯面積、皮下脂肪厚等の枝肉成績で有意に優れており、脂肪交雑及び肉色につい...
周年栽培における、夏季太陽熱処理畦の連続利用による雑草発生の抑制
要約 雨よけ栽培で、作畦した後に太陽熱処理をして、毎作作畦を行わず連続利用(畦連続栽培)すれば、1作毎に作畦する栽培(畦更新栽培)に比べ雑草の発生が少ないため、周年栽培で特に問題になる除草作業をおこな...