要約 京都府におけるネギハモグリバエの土着捕食寄生バチは、コガネコバチ科の Halticopter a circulus (Walker)、ヒメコバチ科のPnigalio katonis (Ishii)、イサエアヒメコバチ、Chrysocharis pentheus (Walke...
要約 青ネギの水耕栽培において、養液の湛液深を慣行の1/2の5cmにしてもネギの生育は慣行と同等かやや優れる。また、そのことにより、養液交換に伴う廃液量を50%削減でき、肥料成分の廃棄量を減少できる。 キー...
要約 ピートモス:ボラ土:籾殻=1:1:1を培地とした高設ベンチを用いて、培地の窒素量を25g/m2、水分を40~50%に維持すると、作業姿勢の改善と培地への塩類の集積及び廃液の排出を回避しつつ小ネギが栽培で...
要約 ネギ水耕栽培において、発泡レンガ粒を培地とし、培地を入れる樹脂製トレイを用いることにより、播種から育苗、定植、収穫まで、トレイごと栽培することが可能である。 キーワード ネギ、水耕栽培、培地、ト...
ネギ軟腐病に対する非病原性Erwinia carotovora水和剤の降雨後散布あるいは散布後潅水による防除効果の安定化
要約 シラス土壌における、発病前~少発生時の根深ネギ軟腐病に対して、非病原性Erwinia carotovora水和剤(商品名:バイオキーパー水和剤)を降雨後に散布、もしくは散布後に潅水することで、安定した防除効果が...
佐賀県のトルコギキョウにおけるネギアザミウマのIris yellow spot virus(IYSV)保毒虫率の推移とえそ輪紋病の発生
要約 IYSVを保毒したネギアザミウマは、トルコギキョウ施設周辺において4月下旬から6月中旬にみられ、保毒虫率は5月下旬から6月上旬に高くなる。トルコギキョウえそ輪紋病の発生は、6月中旬から7月上旬に多くなり...
要約 坊主不知ネギ新品種「足長美人」は、主要病害のさび病に強く、収量性及び品質が優れている。軟白部には丸みがあり、基部が膨らみにくい。また、肉質が柔らかく、甘みが強く、食味は極めて良い。 キーワード ...
近紫外線除去フィルムを利用したアスパラガスにおけるアザミウマ類の薬剤防除回数の低減
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルム被覆は、慣行フィルム被覆に比べてアザミウマ類の密度増加を遅らせ、薬剤防除回数を2/3~1/3に低減できる。 キーワード アスパラガス、近紫外線...
要約 葉ネギの栽培期間中に高湿度から低湿度へと急変すると、梅雨期では葉先枯れ症の発生が助長されるが、盛夏期には助長されない。梅雨期の葉ネギの葉面ワックス量は盛夏期に比べて少ない。蒸散抑制剤処理により...
要約 ネギ「九条浅黄系」を子房親、アサツキ「千日堂晩生」を花粉親とする新規種間雑種を子房培養により作出した。得られた雑種は、βカロテンを豊富に含み、また高いBrix値を示した。 キーワード ネギ、アサツキ...
要約 小ネギ残さは、モミガラを添加してべた積みすると、夏期は4週間で堆肥化でき、小ネギ栽培に施用すると慣行堆肥と同等の収量、品質が得られ、化学肥料を3割減肥できる。 キーワード 小ネギ、残さ、堆肥、減肥...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培において近紫外線除去フィルムを被覆すると、ハウス内の紫外線量は大幅に減少するが、気温や照度に紫外線を通すフィルムとの違いはみられず、若茎の収量、規格、緑色度、糖度...
アスパラガス栽培における近紫外線除去フィルム利用によるアザミウマ類の侵入抑制効果と資材特性
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルムの利用は、アザミウマ類に対する侵入抑制効果が高く、立茎開始後のアザミウマが急増する時期も遅らせることができる。また、通常の展張期間であ...
キーワード ネギ、移植機、平床栽培 背景・ねらい 深谷市を中心とする県北のネギ産地において、湿害回避や生育揃いの向上を目的に、植え溝を作らずに穴をあけてネギを植え付ける、平床栽培が急速に普及している。...
要約 食用ユリの黒腐症状は、Sclerotium cepivorum var. tulipae Desm.によるユリ類黒腐菌核病で、健全種球の使用と長期間ユリの植え付けを行わないことで被害を回避できる。 キーワード Sclerotium cepivorum va...
要約 道産品(ブロッコリー、ネギ、タマネギ)の外観品質は優れており、価格は輸入品より高い。しかし、内部成分に道産品の産地間差が見られたこともあり、今後この要因を解析し、品質向上につなげる必要がある。 ...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
要約 DNAマーカーデータベース「VegMarks」は、野菜茶業研究所で開発された各種野菜のDNAマーカーの情報をまとめたものである。野菜の育種・遺伝研究の情報基盤として、インターネットを介して広く利用できる。 ...
要約 UV-A領域の紫外線を照射すると、収穫後のイチゴ果実の着色が促進され、休眠覚醒期のカットタマネギに含まれるケルセチン含量が増加する。また、UV-B領域の紫外線を照射すると、葉ネギのアスコルビン酸含量...
ハウスミカンに発生した合成ピレスロイド系薬剤抵抗性ネギアザミウマ
要約 佐賀県で発生したハウスミカンを加害するネギアザミウマは、広範な植物に寄生する従来の個体群とは形態的に差異がある。この個体群は、従来の個体群に対し感受性が高いビフェントリン水和剤、トラロメトリン...