要約 野菜の接ぎ木や機械移植作業に対応した育苗において、セルトレイ上の生育不良苗を検出して健全苗を補填する果菜類用と葉菜類用のセルトレイ苗補填装置で、欠株や不良苗の90%以上を良苗で補填できる。 背景・...
要約 大規模畑作地帯でキャベツ作を導入した経営は、3つに類型化でき、次のような特徴がある。1)農地規模大・キャベツ規模大の「雇用労働型」、2)農地規模小・キャベツ規模大の「交換耕作型」、3)農地規模中・キ...
キャベツのセル成型苗に新たに発生した黒すす病の種子消毒による防除
要約 県内の野菜共同育苗施設において、キャベツのセル成型苗に黒すす病が発生した。発生の原因は種子伝染である。保菌種子の温湯処理は殺菌効果が高く、乾熱処理は殺菌効果が劣る。 背景・ねらい 県内では野菜共...
要約 基幹畑作物(てんさい、ばれいしょ、小麦)のあとに直播きされたキャベツの出芽、初期生育並びに収量に対する前作物の種類や前作物残さのすき込みの有無の影響は小さい。北海道農業試験場・畑作研究センター...
要約 ビデオカメラと位置センサを搭載したトラクタを用いた個体別生育情報の非破壊連続測定法を開発した。ビデオ画像の画像処理により作物の個体別投影葉面積と圃場内の相対位置をリアルタイムで連続計測し、ファ...
定植前の底面給水法によるキャベツセル成型苗の活着の促進と斉一化
要約 キャベツセル成型苗の定植前の底面給水によって、根鉢の水分を高く揃えることで活着が促進され、生育の斉一性が高まる。 キーワード キャベツ、セル成型苗、底面給水、活着、斉一性野菜・茶業試験場・生理...
要約 地域先導技術総合研究の成果並びに全国の公立試験研究機関の試験データを基に、キャベツセル成型苗の育苗管理システムを再構築し、そのマニュアルを作成した。 キーワード キャベツ、セル成型苗、育苗管理...
要約 キャベツ、ハクサイの機械移植適期幅を拡大するため、低温暗黒貯蔵法につ いて、好適な貯蔵温度条件、貯蔵期間を明らかにした。貯蔵温度はキャベツで5℃、ハクサイで5~10℃、貯蔵期間は両作物とも5~10日...
要約 汎用クローラ型運搬車と搬出用横送りコンベアを組み合わせ、茎葉処理装置付きのダイコン収穫用搬出機を開発した。作業強度が慣行作業と同程度のとき、作業能率はほぼ2倍程度である。 背景・ねらい ダイコ...
背景・ねらい 害虫抵抗性品種の利用は害虫管理の重要な戦術の一つである。埼玉県での初夏穫りキャベツのコナガ対策のためコナガ抵抗性の品種を選定し,そのメカニズムを明らかにする。
成果の内容・特徴
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
要約 近年の大規模畑作地帯における野菜生産の発展を支える農協の産地システムの特質は、生産、出荷を通じた定期・定量化にある。それは、①生産資材の一元供給と全量集荷、②生産者ごとの裁培時期・面積の調整、③...
道産野菜(キャベツ、ほうれんそう、レタス)の抗酸化力の測定と栽培条件による変動
要約 野菜のエタノ-ル抽出液添加によるリノ-ル酸の酸化抑制程度で評価した野菜の抗酸化力は、栽培条件で変化する。抗酸化力の高いキャベツを収穫するには、若採り、窒素施肥量の低減、マルチなどの利用が有効で...
要約 露地野菜畑にエン麦を導入することによって、硝酸態窒素の溶脱を軽減できる。緑肥としてすき込むと秋冬とりキャベツの施肥窒素を減肥でき、2割減肥での収量は、化成肥料で140%、緩効性肥料では150~160%に増...
要約 葉菜類に対してペースト状肥料を株横4cmまたは株直下の、深さ5cmと10cmの二段位置に、畝立マルチと同時に機械により局所施肥する方法は、施肥窒素の利用率が高く減肥できるため環境保全的であり、かつ作業の...
要約 キャベツ作の導入により水田の土壌窒素無機化量が増加するので、跡作水稲の基肥窒素量はこの増加分を減肥する必要がある。減肥量はキャベツの作型と土壌の種類で異なり、冬キャベツ作より春キャベツ作跡地で...
ブレンド及び成型した家畜ふん堆肥の露地野菜に対する肥料代替施用法
要約 牛ふん堆肥をベースにしたブレンド及び成型(ペレット)堆肥は、40日溶出タイプの緩効性窒素と速効性窒素を組み合わせると、0.5~1t 10a-1 施用で窒素は10~34%、リン酸、加里は100%減肥でき、土壌養分の過...
背景・ねらい 農業生産資材のコスト低減や環境保全型農業の観点から、より少ない肥料を効率よく作物に吸収させ肥料の溶脱を抑える施肥技術が望まれている。水稲作では側条施肥が普及段階にあるが、露地野菜ではこ...
野菜乗用管理機用ブームスプレーヤの改良による薬剤付着性向上技術
要約 野菜乗用管理機用ブームスプレーヤのノズルを一つおきに下向きパイプで延長してから横向きに2個の噴口を取り付け、作物の横からも噴霧できるように改良した。これを用いると、葉の裏側への薬液の付着がよく...
要約 キャベツのセル成型苗の育苗は、3回/日かん水と500倍液肥の4日毎施用の苗質が良い。矮化剤の利用は苗の伸長を抑制できるため、降雨等により定植時期が10日程度遅れても、定植可能である。また、根巻き防止剤...