寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、a) 地方独立行政法人北海道立総合研究機構と共同で前作効果を活用したダイズ栽培でのリン酸減肥の実証試験を実施した。その結果を総合的に解析...
摘要 馬鈴しょについては、1)チップ用系統「北海102号」、「北海104号」の貯蔵中のチップカラーの変化を調査し、4月までは「北海104号」が、それ以降は「北海102号」が貯蔵性に優れることを明らかにした。赤肉...
摘要 馬鈴しょについては、1)早掘り、普通掘りにも適し、多収でチップ品質が優れる「北海104号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、水煮適性が高い赤肉の「勝系28号」を選抜した。有望系統「北海102号...
摘要 馬鈴しょについては、1)長期貯蔵性を有しチップ品質が優れる「北海102号」やジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有しフライ適性が高い赤肉の「勝系25号」を選抜した。2)収穫時のでん粉価が中位のもので...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、1)馬鈴しょでは、良食味で調理適性に優れる「はるか」、橙肉でナッツ風味がある「北海98号」について品種登録出願を行った。また、チップ用として長期貯蔵性に優れ多収...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、(1)「男爵薯」にはないジャガイモシストセンチュウ抵抗性と青枯病抵抗性を有し、サラダ・コロッケ加工にも利用でき、良食味の生食用品種「北海94号」を育成し、品種登録...
摘要 ブルーベリー果実のアントシアニン組成の品種・系統間及び種間差異を明らかにし、機能性アントシアニン含有比率から機能性の高い育種素材として、ブルーベリー栽培品種では「ペンバートン」、「ウェアハム」...
摘要 i)カボチャについては、選抜と自殖により固定を進めてきたBMとBME、BMC交配組合せの25親系統は、いずれも初期短節間性を示し、乾物率が高く高粉質であった。果実形質にも優れる9個体を選抜した。育成親系...
暖地における肉用牛の周年放牧が繁殖性及び子牛の発育に与える影響の解明
摘要 九州の低標高地において、イタリアンライグラス草地を利用した冬期放牧により、補給飼料無給与で放牧子牛の日増体量1.0kg、また、夏期のバヒアグラス放牧において、携行型電牧を利用したクリープフィーディ...
摘要 i)F5、F6系統から育種目標に合致した短節間、高乾物率、高Brixで、果皮が比較的軟らかくて赤みの強い果肉を持つ優良系統を選抜した。普通系統とのF1をつくり、主茎長・果重に正方向の、果形比・果皮硬度...
摘要 日本ナシの育種は10年度で中止した。西洋ナシでは「ブランディワイン」並の優れた品質を持った大果の品種の育成を主な目標として、2年度から交配した実生2618を獲得し、このうち1720を育種ほ場に...
摘要 アルストロメリア及びエルムルスについて、一次特性53点、二次特性189点、三次特性76点の調査を行った。また、ユリ科のエリスロニウム(カタクリ属)について開花特性に関する調査を行い、開花3週間...
摘要 11年度はキイチゴのうち、ラズベリー12品種、デユベリー2品種、ブラックベリー2品種について植物遺伝資源特性調査マニュアルに従い、第三次特性の必須及び選択項目の調査を行った。その結果、ラズベリ...
摘要 11年度に新たに西洋ナシ160系統を育種圃場に定植した。すでに植えてある系統と合わせて1,517系統のうち、開花、結実したのは80系統であった。また、果樹試験場リンゴ支場から交配母本用に導入し...
摘要 8年にカラムナ-樹形系統を交配して得られた交雑実生のうち、生存していたのは202系統であった。同じく9年交配では1,211であった。8年交配実生のうち、150系統を育種圃場に定植した。9年交配...
非セルロースβーグルカン分解酵素の機能解明と遺伝子構造の解析(226)
摘要 イネの伸長成長に関与する1,3;1,4ベーターグルカナーゼやキシログルカン・エンドトランスグリコシラーゼ(XET)の作用で生成するオリゴ糖を、ブドウ糖にまで分解するベータグルコシダーゼ遺伝子(O...
摘要 アロニアの開花は1週間で完了し、開花日の違いはアントシアン含量及びソルビトール含量の蓄積に影響しなかった。種子重あるいは種子数とアントシアン含量(mg/100gFW)では負の相関となったが、ア...
ネグサレセンチュウ類の種間・種内における生化学的特性の解明(304)
摘要 ネグサレセンチュウ類の迅速な同定法を確立するため、まず、各ネグサレセンチュウ種のアイソザイムパターン比較を行った。その結果、リンゴ酸脱水素酵素、ホソホイソメラーゼにおいて明瞭なシグナルが得られ...
摘要 アロニアは北方系小果樹の中で特に耐寒性に優れ、抗酸化作用のあるアントシアニン色素を豊富に蓄積する。アロニアを北海道特産の新規農作物の一つとするため、その成熟特性を明らかにし、機能性の高い収穫時...
メドウフェスクの高品質・放牧向・環境耐性品種の育成(154)
摘要 放牧専用品種育成のため、密植・シロクローバ混播・多回刈の栽培条件で品種・系統の特性評価試験を継続した。ヨーロッパのエコタイプには豊富な変異がみられ、特性が放牧向きとして適していると考えられる系...