多様なニーズに対応する米品種並びに栽培技術早期確立(第Ⅳ期) 2)多収で品質・食味の安定したプレミアムおよびミドル品種の開発強化
摘要 目的:水稲の初期世代の選抜強化により、耐冷性、耐病性が向上し、品質・食味の高位安定した品種を開発する。 成果:人工気象室での試験により、「上育481号」は前年と同様にアミロース変動性が小さかったが...
青果および加工利用における北海道産さつまいもの品質向上技術の開発
摘要 栽培条件の違いによる栽培環境の変化がさつまいもの品質、食味や機能性成分に及ぼす影響を解析するとともに、貯蔵期間における品質変化を調査することにより、品種および用途別の品質目標を作成する。
摘要 11月上旬及び12月上旬に樹上に残っている未成熟果実の有効利用を検討するため、追熟の効果を検討した。9月下旬以降に受粉した果実は追熟を行っても糖度や食味は低かった。追熟時に穴あきボードン袋等の気...
摘要 目的:本研究では、風味や食感で特に優れるとされている黒マイタケの栽培化の検討を行い、特色のある新たな富山県産キノコの開発を目指す。 成果:・黒マイタケ(13Gf-12)が既存のマイタケ種(市販の栽培品種...
摘要 「Qなっつ」のショ糖含有率に影響を与える要因を分析し、ショ糖含有率が一定以上となる栽培技術の確立及びゆで豆用における栽培特性を解明する。茎葉切除によって現地においてもショ糖含有率が上がること...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (2)「千葉半立」の収量・外観品質及び食味向上技術の確立
摘要 現在の気象条件及び機械収穫に適した「千葉半立」の栽培方法を明らかにする。施肥量を変えた試験において、収量に差は確認されなかった。また莢の褐斑症状の原因については、病原菌に起因するものであるこ...
摘要 高密度播種苗を使用する場合、300、250g/箱播種は慣行の130g/箱と同等の精玄米重が得られた。一方で、疎植と組み合わせると減収が認められた。しかし、令和元年度試験においては、250g/箱播種では減収が見...
摘要 本年は、特に「ふさおとめ」で穂数や登熟歩合等が減少し、収量が低下した。還元害や4月後半の低温・強風等による移植後の生育停滞や、7月の寡照・低温による登熟不良が減収の大きな要因であった。特に、...
盛土式根圏制御栽培法を軸としたブドウの高品質果実安定生産技術の開発
摘要 「シャインマスカット」の果皮の厚さのばらつき、「クイーンニーナ」の着色不良など、高品質な果実の安定生産のための課題は多い。そこで、本研究では栃木県で開発された盛土式根圏制御栽培法による試験を軸...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (7)いちごの新品種育成(促成用新品種の育成)
摘要 目的:早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。 成果:2016年交配の3系統を特性地検定試験2(5年次)に、2017年交配の9系統を特性検定試験1(4年次)に、201...
摘要 目的:早生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。中晩生で着色・食味が良く、食べやすく、栽培性に優れた品種を育成する。 成果:早生では、2019年度交配の採種種子48粒を播種し...
摘要 目的:水稲生産における収量・品質・食味を最大化する生育診断モデルを構築する。 成果:地力を考慮した「コシヒカリ」収量予測モデルを作成した。また、「コシヒカリ」の倒伏を抑え、千粒重を確保して目標...
摘要 「Qなっつ(千葉P114号)」栽培において、播種機、フレールモア、ラッカセイ掘取機及び簡易乾燥技術を組み入れた機械化栽培体系を実証した結果、合計作業時間は目標の40時間/10aにわずかに到達しなかった...
摘要 水稲新品種「富富富」の収量・品質・食味の高位安定化に向けた直播及び密苗栽培技術確立を目指すとともに、直播栽培の生育に見合った肥効調節型基肥を検討した。また、発育段階予測モデルを開発を検討した。
摘要 目的:佐渡では初期生育が不安定になりやすく、登熟環境が不利である。気象変動に影響されない品質や食味の維持が重要で、栽培条件と品質等の作柄要因調査や、初期生育の確保などの解決にあたり、環境保全型...
摘要 目的:気象変動に対応した栽培技術の開発や気象災害に強い品種開発に寄与する基盤的研究を行う。 成果:R2年産試料41点の炊飯を行い、官能評価関連成分を測定した。精米の水可溶性タンパク質量と、米飯の外...
摘要 目的:エダマメ「新潟系14号」の生育や気象データから収穫適期を推定できる技術を開発し、本県における良食味エダマメ供給体制を強化する。 成果:平坦地において広い作型に適用できる莢厚推定式を作成し、...
摘要 目的:新潟米の安定生産によるブランド力を維持するためには、気象変動に対応した収量や品質、食味を総合的に安定化させる新たな技術開発が不可欠である。気象変動に対応した栽培技術の開発や気象災害に強い...
摘要 目的:多収性品種の品種特性に適した品質・食味と多収を両立する栽培方法を明らかにする。 成果:全量基肥施肥では分施と同等の収量が得られたが、施肥窒素の増量効果は判然としなかった。玄米タンパク質含...
超高齢化社会対応と輸出促進のための認知症・糖尿病複合予防効果のある米加工食品の開発
摘要 目的:新形質米の機能性、食味、安全性について科学的に立証し、当県育成の新形質米を利用した糖尿病・認知症発症予防機能のある米加工食品を開発する。 成果:超硬質米系統である「新潟129号」の生産力検定...