摘要 健康機能性成分として注目されるβ-クリプトキサンチンを高含有化したカンキツの新品種を育成するために、カンキツのカロテノイドの代謝制御機構について解明し、DNA マーカーの開発を目的として、カロテノ...
I 農林水産業の生産力向上 (2)生産性向上を支える品種の改良・開発 13 畑作物の新品種育成と導入・選定 1 落花生新品種の育成 (2) オレイン酸や機能性成分を多く含有する系統の育成
摘要 「ナカテユタカ」と高オレイン酸系統「YI-0311」の交配系統は、BC1F2世代の高オレイン酸型をDNAマーカーで8株選抜し、戻し交配を行った。採種したBC2F1世代を自殖させ、高オレイン酸型26株を冬期育成中...
j.果樹の育種素材開発のための遺伝子の機能解析及びDNA利用技術の開発
摘要 「なし・もも等の果実形質等重要形質に関連する遺伝子(群)や、かんきつ類の完全長cDNA 4,000個を単離・解析して果樹のゲノム情報を集積する」に関しては、1) かんきつの重要機能性成分であるカロテノイド...
d.イネゲノム解析に基づく品質形成生理の解明と育種素材の開発
摘要 段階的なアミロース含有率を有する系統群や多様なでん粉特性の変異系統の開発と加工用途適性の解明については、1)各種のアミロースライブラリー系統を選抜するとともに、一部のライブラリー系統については...
摘要 トマトの栽培種系統及び近隣野生種系統を栽培し、機能性成分の探索及び高含有系統選抜の素材を提供した。また、収穫後の果実に対する光処理のナリンゲニンカルコン含量に及ぼす影響について、紫外線カットフ...
摘要 新規機能性成分候補物質について、共同研究機関と共に特許出願を行った。トマトの貯蔵温度を下げることで収穫後のNGC含量の減少を抑制できることを明らかにした。GABA高含有候補系統の選抜を行った。
摘要 安全性の高い食糧生産に適応する病害虫抵抗性の水稲を葯培養により作出する。また、リコペン等の機能性成分が向上し、病害虫抵抗性のトマトを胚培養により育成する。、 水稲では、遺伝子工学研究室が開発...
e.高収益な果樹生産を可能とする高品質品種の育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 かんきつ品種の育成に関しては、1)「ヒュウガナツ」の少核果生産における授粉樹に適する「カンキツ口之津41号」が品種登録されるとともに、食味が優れ、機能性成分を高濃度で含有する早生みかん「西南のひ...
(1)トマト機能性成分を活用した、花粉症・生活習慣病対策食品の、開発、 1)機能性成分高含有トマト育成、のためのDNAマーカーの開発
摘要 血圧上昇の抑制効果があるGABAを高含有する野生種由来系統を材料に、GABA高含有育種母本の選抜とDNAマーカーの開発を行う。TILLING法を用いて、アレルギー症状緩和効果があるナリンゲニンカルコンを高含有...
(1)トマト機能性成分を活用した、花粉症・生活習慣病対策食品の、開発、 1)機能性成分高含有トマト育成、のためのDNAマーカーの開発
摘要 機能性成分分析の材料として、栽培種や野生種の果実を共同研究機関に提供する。共同研究機関と協力し、機能性成分を多く含有する野生種と栽培種との形質分離系統を作出して、遺伝子座の絞り込みとDNAマー...
(1)機能性に特徴を持つ品種の育成、1)高ビタミン・高リコペンの病、 害虫抵抗性トマト新品種の育成
摘要 品質が低下しやすい高温期においても糖度が7以上で食味が良く、日持ち性が高く、機能性成分(ビタミンC含量30mg/100gFW、リコペン含量5mg/100gFW以上)が多く、収量性があり、TMV、萎凋病、半身萎凋病...
摘要 ・熊本県オリジナルの長ナス品種「ヒゴムラサキ」及び雌性型ニガウリを識別できるDNAマーカーを開発する。・「ヒゴムラサキ」では、長ナス系品種の中から熊本長ナスを識別することは可能であったが、熊本長...
遺伝子工学を活用した育種技術の開発 (1)トマト機能性成分を活用した花粉症・生活習慣病対策食品の開発 1)機能性成分高含有トマト育成のためのDNAマーカーの開発
摘要 機能性成分含量の多い系統の探索と機能性成分の探索のために、70系統のトマト果実を共同研究機関に提供した。育種選抜に利用可能なDNAマーカーを3つ開発した。これまでの分析結果から機能性成分含量を増加...
96.トマト機能性成分を活用した花粉症・生活習慣病対策食品の開発(1)機能性成分高含有トマト育成のためのDNAマーカーの開発
摘要 トマト果実のフラボノイド含量に関与する、hp-1及びdg遺伝子座を判別できるDNAマーカーを作製した。トマト染色体上に10から20cMの間隔で存在すると予想されるDNA断片134個を単離した。さらに、異なる品種...
各種新形質米等の加工適性の解明及び製造条件と製品品質との関係解明
摘要 全国で流通している主要な米品種試料について、官能検査及び物理化学的特性評価を行い、外観、味、におい、物性という多面的な測定値を説明変数として食味推定式を作成した。DNA食味推定式も作成した。少量...
摘要 (1)クワシロカイガラムシに対する耐虫性優良品種を育成するため、耐虫性品種を母樹に人工交配を実施し、F1個体の選抜を実施している。 (2)地方適否試験:チャ品種の育成機関で選抜された有望系統につ...
摘要 カンキツ遺伝資源の利用技術を開発するため、DNAマーカーの作成と利用、及び化学成分の利用を検討した。DNAマーカーについては、構造遺伝子の保存性配列などを基礎にしたプライマーを作成した。また、...
カンキツ類のフラボノイド新機能成分育種における選抜法の開発(5)
摘要 カンキツ育種において機能性成分のうち、保健機能、味覚機能、耐病虫性などに関与するフラボノイド類の産出について、早期選抜法を確立し、新しい機能に着目した永年性作物の育種の効率化をめざす。5年度は...