要約 ウドの40cm高畝マルチ栽培は、摘心により倒伏が軽減され、生育初期に天候に左右されない安定した根株養成ができる湿害回避技術である。これにより生産性が向上し、管理作業が簡素化される。 キーワード ウド...
要約 床内の塩ビパイプに30℃の温水を循環させ、促成温度を15~20℃とし、軟化用資材にもみがらを利用して、低発泡ポリウレタンシート等の二重被覆で保温する装置を用いると、ふせ込み後23日前後で品質の良い山ウド...
要約 「利根白」は、群馬県在来「紫」の自然交配による実生から選抜された品種である。秋季の株養成時において茎が倒伏しにくく、時季はずれの萌芽が少ない。また、緑化栽培において、収量が多く、軟白部に赤みの...
要約 高湿条件では軟化ウドの生育および品質は優れる。また,同濃度のジベレリン処理では、低湿よりも高湿条件下で褐変が発生しやすくなるため、軟化温度だけでなく湿度条件に合わせGA処理濃度を変えることが高品...
要約 うどは高い抗酸化性とラジカル消去活性を有し、その主な成分はクロロゲン酸である。クロロゲン酸含量と抗酸化性には高い相関があり、その量は緑葉で最も多い。茎では葉よりも少ないが、緑化栽培することによ...
要約 栽植後2年目以降の株を用い、4月の萌芽後、伸長した茎葉を8月下旬~9月上旬に伐採し、刈り株をトタン板等で囲み、もみがらを詰めて20~30日軟化処理を行うことで、9月下旬~11月下旬に「寒ウド」として2~3...
要約 モミジガサの生育には夏季の60%程度の遮光が適している。ウド栽培下でモミジガサを栽培すると、これと同等の遮光効果が期待でき、モミジガサの生育と収量が向上する。 キーワード モミジガサ、ウド、遮光、...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
要約 2節程度に切断したウドの半緑化茎を2月下旬からポット育苗したものを苗として用いることで、1年で株分割と同等の重さの根株を得ることができる。 背景・ねらい ウドの根株の養成は(1)株分割 (2)茎挿し (3)種...
要約 耕地で山菜類を栽培するには、夏季の自生地環境に合わせて品目を分類し、気温、日射量、空中湿度を調節するため、各山菜の自生地に類似した遮光や潅水を行う必要がある。 背景・ねらい 山菜を栽培する場合に...
要約 収穫後のアサツキ等をより長期間保存するには0℃に保つことが良く、またポリエチレン製のプラスチックフィルム特に鮮度保持機能を有するものを用いて包装すると変色をり押さえる効果がある。 背景・ねらい ...
要約 ウド栽培予定の夏期休閑地に、ヒエを緑肥作物として導入すると、雑草抑制効果が高いうえに、後作ウドの生育も優れる。また、ウドの連作障害の主要因であるウド萎凋病の病原菌密度低減にも有効である。 背景...
要約 直売用切り花類の生産圃場において発生病害を調査し,病原体の究明を行った。その結果,59種の切り花類に,新病害30を含む106病害の発生を確認し,特に数種の土壌病害が主な生産阻害要因となっていることが明ら...
要約 ヤマウドを実生から増殖、栽培するには、1年間苗を養成し、本葉展開数3枚以上の株を用い、施肥量を窒素成分で2~3kg/a施用する。また白色マルチ等で被覆すると生育、株立率が向上する。 背景・ねらい ...
キマダラヒロヨコバイ媒介性のファイトプラズマ病の病原は同一である
要約 リンドウ、ウド等に病害を起こす、日本各地のキマダラヒロヨコバイ媒介性ファイトプラズマ(12分離株)は宿主範囲と病徴発現及び16SリボゾームRNA遺伝子の塩基配列に全く差異がなく、同一か非常に近縁な病原...
要約 東京都の軟化ウドの主要品種である`愛知紫'や`都'に比較して、新品種`北系10'は、根株の重量や芽の着生数が優れる。また、軟化茎については高品質な`愛知紫'や`都'と同等な水準である。 背景・ねらい 東京都...
要約 ウド野生種のクローン大量増殖法として、不定胚誘導培地を検討した。系統によって培地組成は異なるが、無機塩類を1/2にした1/2MSを基本培地として、BA 0.1mg/l、2,4-D 1.5mg/lまたは、BA 0.2mg/l、2,...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 排水不良地でのヤマウド栽培では、安価な簡易籾がら暗渠で排水効果が高く、大幅な生育促進効果が認められる。 背景・ねらい 中山間地域では、ヤマウドを主として転作用に導入して特産地域化が図られているが...
要約 ウド種株植付けの省力化を図るため、市販の野菜移植機を改良した。この移植機は乗用であり、作業時間が10a当たり約80分と、農家改良植付法や慣行植付法に比べ約60~70%省力化できた。 背景・ねらい 栃木県の...