果実成熟期に発現する植物ホルモン等外部要因応答性遺伝子の単離
摘要 果実の成熟制御や生理障害発生防止に関する技術開発に役立てるため、植物ホルモン等の外部要因応答性遺伝子を単離しようとした。生理障害は多くが、低温による障害であるが、低温がどの程度関与しているのか...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(133)
摘要 耐暑性が異なるサヤインゲン2品種の花粉四分子期相当の花蕾について、高温ストレスによる水分状態と遊離プロリン含量の変動を調べた結果、両品種とも水分状態が悪化しかつ遊離プロリン含量が低下した。しか...
摘要 熱帯・亜熱帯のハクサイ栽培で大きな生理障害問題である心腐れ症に関与する細菌の性質および生理障害と病害との関係の解明を目的として研究を進めた。地中点滴チューブを敷設した圃場に結球ハクサイ(品種:...
摘要 省力・軽作業化のため種苗の大量生産が展開しているが、発芽・生育不揃い、徒長、花芽分化位置の上昇、生理障害、定植後の活着が悪いなどの問題が起こっている。そこで、生理機能が高い種苗を育成する技術の...
摘要 カリウム及びリン酸は塩素または硫酸化合物以外のノンストレス型肥料で基肥施用し、窒素成分は尿素液肥または被覆尿素で施用することにより、土壌に化学的ストレスを与えることなくホウレンソウの持続的栽培...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(140)
摘要 耐暑性サヤインゲン品種「ハイブシ」と高温感受性の「ケンタッキーワンダー」について、高温ストレスの消長に伴う葉の細胞膜温度耐性とプロリン含量の変動調査から、「ハイブシ」の耐暑性がストレスからの高...
摘要 キャベツについて、異なる栽培温度における葉中の遊離アミノ酸含量の変動について調査した結果、程度は異なるものの、主要な遊離アミノ酸の多くが栽培温度の上昇と共にその含量が上昇する傾向が認められた。...
多様な自然条件に対応した高収益作物の生理生態特性の解明と革新的作型・栽培体系の確立(19)
摘要 省力化と環境保護に有効な紙マルチ資材が野菜作に有効に適用できるかを数種の作目・作型に導入して場内および現地で検討した。高冷地での夏秋ダイコン作では地温低下により生理障害を軽減して品質向上効果を...
摘要 岡山県加茂川町を対象地域として、雨よけハウスにおけるシュンギク摘み取り栽培とリーフレタス栽培について、再生紙マルチの適用を検討した。紙マルチの抑草効果は充分であり、黒や透明ポリマルチに比較して...
東北タイ総合プロジェクトワークショップ参加及び、タイにおける野菜の生理障害と栽培技術に関する実態調査
摘要 東北タイ総合プロジェクトワークッショプに参加し、研究の紹介を行った。議論の結果、べたがけ栽培のような簡単な栽培法はタイでも広がる可能性があると思われた。労働賃金上昇に伴う高コスト化、非持続的栽...
野菜及び豆類の生理障害発生機構の解明・トマト尻腐れ果の発生に伴う細胞内カルシウムの分布の変化
摘要 トマト尻腐れ果実の基部では、内部構造が崩壊した細胞や電子密度が高い物質で覆われた退化した細胞が観察された。アンチモン酸法により尻腐れ部位周辺の表皮細胞でのカルシウムの沈殿の分布を調査した。尻腐...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(156)
摘要 高温期における結球の程度が異なるキャベツ3品種について、高温下での結球のしやすさと葉片の細胞膜における温度耐性との関係について調べた結果、良結球性の順と葉片の細胞膜温度耐性の順が同様であったこ...
摘要 熱帯・亜熱帯におけるハクサイ栽培で、大きな問題となっている心腐れ症に関与する細菌の性質および生理障害と病害との関係を明らかにするため、沖縄支所内の黄色土圃場で結球ハクサイ(品種、無双と優黄)、...
摘要 熱帯・亜熱帯に広く分布する不良土壌では、養分の欠乏及び過剰による生理障害が発生し作物生産の妨げになっている。これまで、生理障害の抑制は、対症療法的に不足養分を施用することにより行われてきた。し...
作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(159)
摘要 石垣島の夏期におけるキャベツ栽培に認められる結球の良否の程度と、その特性について把握するため、異なる耐暑性を有する市販の一代交配品種を網室栽培し、結球期キャベツのサイズ・重量等を測定した。その...
東北タイ総合プロジェクトワークショップ参加及び、タイにおける野菜の生理障害と栽培技術に関する実態調査
摘要 東北タイのコンケンで開催された、東北タイ総合プロジェクトワークショップ「東北タイにおける持続的農業発展のための新技術に関する国際セミナー」に参加し、支所での研究に関する発表「国際農林水産業研究...
摘要 平成6年度に電気を用いない、毛細管現象を利用した簡易な養液栽培装置を開発した。本装置を用いて各野菜が栽培可能であるかどうか調べるため、果菜類としてトマト、メロン、葉菜類として小松菜、チンゲンサ...
摘要 トマトの品質向上を図るため、培養液への食塩添加の影響を検討した。食塩添加により2度程度の果実糖度上昇を確認できたが、生理障害果の発生が多くなった。そこで夜間給液を行い、培養液への食塩添加濃度を...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(83)
摘要 トマトのカルシウム(Ca)栄養条件は青枯病抵抗性の発現に関与し、土耕栽培における効果的なCa供給のために高濃度(12mM)のCaを灌水施用すると発病が抑制された。しかし、生理障害を生じない濃度...
摘要 ハクサイは本来低温性作物であるが、アジア野菜研究センターにおいて耐暑性の品種が開発され、東南アジア各国で栽培面積が飛躍的に増大しつつある。これらの熱帯・亜熱帯におけるハクサイ栽培では、縁腐れ、...