摘要 目的:遺伝子やタンパク質の検出、分析を行うことにより、病原菌の個体識別や病原性の有無を識別できる分子診断手法を活用し、有効な防除薬剤がない青枯病の生態解明や圃場の汚染状況診断を行い、防除に役立...
1.新品種育成強化促進事業(二期)(2)サトイモの新品種育成 3)病害抵抗性検定技術の確立
摘要 産地で発生している「萎ちょう病」の抵抗性検定法として、培養苗(多芽体)に接種し、グロスチャンバー内で30日間栽培後調査することで、抵抗性の幼苗検定ができる技術を確立した。 研究対象 サトイモ 戦...
93.キャベツの品種育成と優良品種の選定 (2)キャベツ根こぶ病抵抗性品種の育成
摘要 目的:安全性や生産コスト削減から農薬削減が望まれているが、そのためには抵抗性品種の利用が有効である。キャベツのロシア系統が根こぶ病抵抗性を有することから、素材に用いてキャベツの根こぶ病・萎黄病...
摘要 目的:ミョウガ産地で根茎腐敗病が多発している。耐性菌の可能性があり、抵抗性品種を育成して、ミョウガ栽培の安定に役立つ。計画:ミョウガ根茎腐敗病の抵抗性品種育成のため、抵抗性検定法の確立と収集し...
摘要 登録品種、ダイズ及びムギ類のブランド性維持、育成者権保護の立場及び種子の生産と配布の体制を適正に管理するため、品種識別技術を開発する。 育種を効率化するため、重要形質に関連するDNAマーカーを開...
93.キャベツの品種育成と優良品種の選定 (1) バ-ティシリウム萎凋病抵抗性品種の育成1)育成途中にあるF1品種の抵抗性検定
摘要 目的:種苗会社の育成途中にあるF1品種のバ-ティシリウム萎凋病の抵抗性を検定し、実用的なVR品種の早期選定を図る。計画:抵抗性品種を早期選定し、現地導入を図る。 期待される成果:抵抗性品種の選定...
摘要 ユリを対象としてウイルス病の発生実態を把握し、抗血清を用いた簡易診断法と遺伝子診断による正確で感度の高い検出技術を確立する。ユリの中にはウイルス病の症状が出にくい種はあるが、抵抗性の遺伝資源...
摘要 目的:水稲用一発処理除草剤の成分として広く使用されているスルホニルウレア(SU)系化合物に対して、抵抗性を示す水田雑草(スルホニルウレア抵抗性の生物型、以下SU抵抗性雑草と表記)が発生しており、岩...
ハクサイ根こぶ病抵抗性の遺伝解析並びにネギさび病抵抗性素材及びレタスビッグベイン病抵抗性素材の開発
摘要 i)ハクサイ根こぶ病抵抗性半数体倍加系統と罹病性半数体倍加系統のF2分離集団94個体を用いてRAPD及びSSR分析を行い11連鎖群の遺伝地図を作製し、根こぶ病抵抗性検定結果から2つの抵抗性QTLを確認した。今後...
摘要 T2世代5系統から各5個体ずつ、計25個体を抵抗性検定用に育成した。まず、1.5葉期に1回目のウイルスの接種を行い、さにら2週間後に2回目の接種を行った。発病の調査を2回目の接種から6週後に行ったところ、25...
摘要 ナス単為結果系統Talinaと普通系統とのF2集団を用いて、AFLP解析を行った。単為結果遺伝子座に連鎖したマーカーを得るため、バルク法にてRAPD分析を行った。しかし現在まで連鎖するマーカーは得られていない...
摘要 サトイモ品種‘土垂’のカルスに,パーティクルガン法によりDMV-CP及びCMV-CP遺伝子の導入を行い,ハイグロマイシン10mg/lを含む培地で生育する再分化植物体を各数十個体選抜した(野菜茶試).また10年度まで...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発(146)
摘要 最近国内及び当研究室で育成された品種・系統の萎黄病抵抗性を萎黄病汚染圃場で検定した。また10年度に炭そ病抵抗性を評価したアメリカUSDA育成炭そ病抵抗性系統及びヨーッロパ育成品種について、露地栽培に...
摘要 F3世代1系統および F7世代7系統について幼苗で疫病抵抗性検定を行い、抵抗性選抜個体はさらに青枯病抵抗性の選抜を行った。疫病抵抗性検定ではF7世代の‘CBP94D-77-3-18-8-2’は罹病性を示したが、他の系統...
摘要 CMV抵抗性育種では、幼苗接種検定ならびに圃場検定を実施し、F8世代から強度抵抗性を有すると判断された4個体を選抜した。これら4個体は果実形質が劣るため、果実形質が優良な品種との交配を行った。また...
ジャガイモ粉状そうか病菌の病原性・抵抗性検定法の確立(167)
摘要 ポット試験における粉状そうか病菌の接種法を検討したところ,罹病塊茎表皮病斑部粉砕物の懸濁液への浸漬接種が有効であった。本病抵抗性の異なるジャガイモ10品種に対して浸漬接種法により発病検定を行った...
摘要 北部九州に広く発生して大きな被害をあたえているトマト黄化葉巻病の防除対策を確立するために、ウイルスゲノムの塩基配列に基づく簡易検出法を確立し、ウイルスの病原性とも関連するウイルス系統の簡易識別...
土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立(316)
摘要 高温時や圃場の乾燥時に実施したり、熱水注入量を増加させる,あるいは深耕や有機物の連年投与などによる土壌の膨潤化などにより、熱水土壌消毒の効果は高まることを明らかにした。また熊本県鹿本地域の栽培...
耐病性関連defensin・RIP・レセプターカイネース遺伝子の単離とイネ組換え体作出(73)
摘要 イネに新規性と実用性の高い耐病性関与遺伝子を導入することを目的とし、コマツナ・ハクサイ等から単離した抗菌性タンパク質遺伝子であるDefensinの塩基配列を決定し、これらのセンス及びアンチセンスの遺伝...
アブラナ科野菜における根こぶ病抵抗性遺伝子の分化機構の解明(155)
摘要 12年度は、半数体倍加(DH)系統の根こぶ病抵抗性検定を行った。供試した4つの根こぶ病菌は、11年度までの結果と同様に、市販ハクサイF1品種に対して異なる病原性を示した。供試した4菌すべてに対して、親系...