摘要 きのこの病虫害発生機構の解明当年度の試験研究方法:福井県のヒラタケの菌床(瓶)の培地をペプトン水で懸濁して、細菌用の培地に塗りつけて、細菌の分離を行った。群馬県(ナメコ)・長野県(ブナシメジ)...
都市近郊・里山林の生物多様性評価のための生物インベントリーの作成
摘要 都市近郊・里山林の生物多様性評価のための生物インベントリーの作成当年度の試験研究方法:1)(1) 滋賀県志賀町および野洲町の試験地内にマレーズトラップを各4器設置し、4月下旬~9月下旬にかけてカミ...
摘要 i)活性汚泥を用いたふん便処理におけるクリプトスポリジウムオオシストの除去法を確立するため、固液分離後の液層部分におけるオオシストの沈降速度を調べた。円筒容器にオオシストの浮遊液を入れ、一定時...
家畜の認知・行動調節に関わる中枢神経活動の計測及び解析法の開発(88)
摘要 [目的]家畜の認知・行動変化に伴う脳の電気活動変化を解析するために、自由行動下で脳波を計測・解析する手法を考案する。[方法](1)テレメータ方式:ハローセン吸入で全身麻酔したランドレース子ブタ(離...
ヒト不死化B細胞を用いた組換え作物のアレルゲン性評価法の開発(223)
摘要 ヒト抗体分泌細胞ライブラリーをスクリーニングし直し,小麦,ソバ,ピーナッツ,ゼラチンに対する抗体分泌細胞を多数見出した。抗ゼラチン抗体を用い,近年開発された低アレルゲン化ゼラチンのアレルゲン性...
摘要 SPFで系統造成されているデュロック種雌豚について,全きょうだい雄と血縁のない雄との混合精液により人工授精を行って同腹で近縁・遠縁の子豚を生産し,発育特性と血液成分特性を明らかにした。生産頭数...
摘要 脳・神経系の機能を解析するためには、神経核、神経線維の走行などの分布・位置を正確に表す脳アトラスが必要であるが、牛の脳アトラスは作成されておらず、牛の脳・神経に関する研究の遂行にあたって大きな...
豚ウイルス感染症のサイトカイン遺伝子転写測定法の応用(159)
摘要 遺伝子転写測定法の応用によりサイトカインの定量化を行うため、対照となる定量方法として豚インターフェロンの生物活性測定法を検討した。豚インターフェロンは遺伝子合成されたγと、豚インターフェロンαの...
メコンデルタにおける家畜衛生、特に寄生虫病に関する調査・研究
摘要 メコンデルタ地帯における家畜の重要疾病は細菌、ウイルス及び寄生虫などによる感染症であった。寄生虫症の中では豚では消化管内線虫、牛・水牛では肝蛭、消化管内線虫、バベシアやトリパノソーマなどの住血...
摘要 繁殖機能を制御する因子として、エンドクリン作用を現すホルモンの他に、パラクリン作用やオートクリン作用を発現する多様な物質が存在する。生殖機能をコントロールする因子として多種のペプチドが報告され...
摘要 コネクチンの構造の違いが家畜種による食肉の品質の違いに寄与していると考えられるので、クリーブランド分解法を用いた酵素分解法でコネクチンの構造を解析する方法を開発し、その手法を用いて家畜種による...
摘要 本年度は、甘味物質の摂取と学習の達成との関係の解析、及び学習・記憶において中心的役割を果たす海馬の組織学的同定と脳定位固定装置による頭蓋骨および頭部の固定を検証した。実験は、子ブタを自由摂食か...
摘要 豚丹毒の発病機構解明のため、病原因子として報告されているヒアウロニダーゼ(Hy)の病原学的役割の確認ならびにカプセル(Cp)発現に関与する遺伝子クローニングを試みた。その結果、Hy欠損株の簡便...
摘要 7年度は主としてPRRSに罹患した豚の腸管に見られた原虫及び細菌を検索した。クリプトスポリジウム感染が3例、トリコモナス感染が2例、ガストロスピリリウム感染が1例に見られた。1例の肺ではニュー...
摘要 MHC純系ミニブタの作出には、MHCの型別に基づいた選抜育種が必要である。本課題は免疫学的手法によるMHCの型別法の開発を目的とする。成績は以下のように要約される。■ブタ白血球免疫マウスから、...
豚繁殖・呼吸障害(生殖器呼吸器)症候群(PRRS)ウイルスの構造蛋白質の性状解明(8)
摘要 インビトロ・スチミレイション法によりPRRSウイルスに対する単クローン抗体の作製を行うとともに、実験感染豚の反応を調べた。実験感染の結果は以下のように要約される。■実験感染豚のウイルス血症は3...
摘要 豚未成熟卵子の成熟培養液中にシステアミンを添加すると受精後の雄性前核形成率が無添加区と比べて有意に高くなった。受精後、体外成熟卵子内のサイクリンB1が減少することが判明した。また、成熟培養液中...
摘要 成長ホルモン(GH)の作用機序解明のため、6年度はGHを投与した成長期のブタより肝臓を採取して、RNAを抽出し、GH投与後に発現してくる遺伝子を豊富に含むcDNAライブラリーを作成した。さらに...
摘要 豚コレラウイルス(フラビウイルス科オルビウイルス属)の新しい増殖・アッセイ法に利用可能な細胞株の作出を試みたところ、無血清培養液で増殖可能な細胞株の樹立に成功した。すなわち、イーグルMEMに2...
梅山豚の特性調査-血液性状の調査及び成長過程の数量生物学的解明(166)
摘要 梅山豚(M)について、その血液性状の調査および成長速度の数量生物学的検討を行い、今後のM種利用のための基礎資料とすることを目的として行った。M種およびランドレース、大ヨークシャー・デュロック三...