摘要 小型汎用コンバインを基軸とした収穫作業体系の実証では、岩手県沿岸地域におけるナタネ、ダイズ収穫への小型汎用コ ンバインの適応性を確認するとともに、新たにゴマ収穫のための課題を抽出した。 中山間地...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、 a) 農産物・食品の抗酸化能評価法である親油性酸素ラジカル吸収能測定法(L-ORAC法)について、室間共同試験によりその妥当性を 確認した。 b) 農産物・食品の抗酸...
摘要 ソバの品種育成に関しては、 a) 「北海14号」の生産力は「キタワセソバ」より2割程度多収を示したが、特性評価では施肥や栽植密度に対する反応が「キタワセソバ」並であったことから継続試験とした。 b) 難...
摘要 ソバの品種育成に関しては、a)半わい性系統の草丈は「キタワセソバ」の60%で、倒伏程度が半減することを確認した。自殖性では、「にじゆたか」等に自殖遺伝子を取り込んだ親系統の世代を進めた。「北海14号...
摘要 周年安定生産や収量増加に関しては、a)蒸熱処理によるイチゴ苗の耐熱性は、48℃では30分以下、50℃では10分以下であり、ハダニに対する効果は50℃10分及び48℃30分で防除価90以上であること、うどんこ病菌、アブ...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 To85由来の4種類の早生化QTLを1種類づつ保有する4種類のイントログレッション系統Mi29を複交配させたF2集団について、SSRマーカーを用いてQTLを複数個保有する個体を選抜して自殖を行い後代種子を採種した。...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発
摘要 To85由来早生化QTLを持つQTL集積系統は早生化QTLを持たないものと比較して、絹糸抽出期が早い傾向があった。北海道向け中晩生系統へのごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は、夏に第1回目の戻し交配を実施し、BC...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)黒ボク土におけるとうもろこしの不耕起栽培における収量性は耕起栽培と遜色ないことを実証した。また、リビングマルチ栽培のためのヘアリーベッチの播種適期を明らかにした。2)とうもろこし栄養状態の...
摘要 ごま種子中における抗酸化生成分含有量の変動について基礎的知見を得るため、水溶性リグナン類であるセサミノール配糖体の環境変動要因を解析した。セサミノール配糖体の種子中濃度は播種期によって変動する...
摘要 ごまの種子中における抗酸化性成分の含有量が多く、農業形質に優れた系統の育成を行う。セサミン・セサモリン含有量が従来の栽培品種の2倍以上であり、収量性が同等以上の系統を得た。また、水溶性の抗酸化...
摘要 40系統の導入F1 親自殖系統を1区13個体、無反復で4月上旬に播種し、それらの特性・性能を調査し、耐倒伏性およびごま葉枯病抵抗性に優れる4系統を選抜した。これらの選抜系統は概して立葉で草型も...
摘要 サイレージ用トウモロコシの新品種を早期育成するため、アメリカから導入したF1親自殖系統の特性・性能を調査し、有望系統を選定した。計65系統を4月上旬に播種し、それらの特性・性能を調査し、耐倒伏...
摘要 暖地向きサイレージ用トウモロコシの高品質・安定・多収品種の早期育成を図るため、日本飼料作物種子協会がアメリカ等から導入した自殖系統(F1親系統)の特性・性能を調査した。アメリカのオハイオ・ファ...
摘要 熱帯乾燥地起源のフタゴマメを我が国の南西諸島地域の新規野菜として導入定着させるため、優良品種の育成と適栽培技術の確立をめざした。品種育成の面では、東アフリカ及びインドネシアより導入した雑多な遺...
摘要 資源作物について特性を調査し、有効活用を図る。ごまについては、岩手県内で収集した18系統および富山大学の21系統について試験を行ったが、播種後の降雨などで立ち枯れ、斑点病が多発し、生育不良のた...
摘要 海外より導入した遺伝資源から選抜した7系統の冬期世代促進栽培と夏期系統選抜を行い、白絹病に感受性と判定されたAP79-349系統を廃棄した。また、雑草防除法を開発するため除草剤試験を行い、播種...
摘要 資源作物について特性を調査し、有効活用を図る。4年度は岩手県内で収集したごま在来系統について試験を行ったが、播種後の降雨などで立ち枯れ、斑点病が多発したので中止した。えごま在来収集系統15系統...
摘要 夏植えサトウキビの低い収益性を改善するため、夏植えサトウキビの休閑期に収益性の高い夏作マメ類を導入して土地利用の高度化と収益性の向上をはかり、サトウキビ・夏作マメ類の新輪作体系を確立する。初年...
摘要 低利用または未利用の遺伝資源について特性を調査し、有効活用を図るための方法、問題点を検討する。3年度はごまの岩手県北で収集した15系統と富山大育成の10系統について試験栽培を試みたが播種後の降...