摘要 1.キクのフザリウム菌に対する抵抗性評価法の開発 国内12地点から採集した立枯症状のキクからF. oxysporum (37 菌株)とF. solani (25菌株)を分離した。昨年度の分離菌株と併せて病原性調査をした結果...
水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
摘要 サトウキビの耐干性や引き抜き抵抗性を改善するため,引き抜き抵抗性評価技術による選抜を効率的に行い,根系改善につながる系統群を作出する。
摘要 目的:納豆加工時に発生する裂皮の評価手法を確立し、裂皮に関する新たなDNAマーカーを開発して、難裂皮性系統を育成する。さらにダイズシストセンチュウ抵抗性を付与し、新たな「納豆小粒」を育成する。 成...
摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成
摘要 コムギでは、現地栽培試験や実需者の評価等によりパン用2 品種、日本めん用1 品種で許諾契約を獲得したほか、実需者等の要望により北海道で1 品種が産地品種銘柄設定に申請された。DNAマーカーを利用して、...
ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時...
茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発
摘要 茶については、病害虫複合抵抗性の中生品種「かなえまる」(金谷33 号)を育成した。「MK5601」(枕系56-01)に特徴的に含まれている機能性成分に関する特許を1 件出願した。一番茶期は萌芽直前の霜害や凍害...
新たな簡易米飯評価法を用いた実需ニーズに対応した業務用多収品種の開発
摘要 目的:障害抵抗性に優れる弁当向け品種の開発を目指す。 成果:いもち病抵抗性に優れ「弁当向け」業務用途に適した「上育471号(えみまる)」を開発した。また、「えみまる」の簡易栽培マニュアルを作成し、...
摘要 サトウキビの耐干性や引き抜き抵抗性を改善するため,引き抜き抵抗性評価技術による選抜を効率的に行い,根系改善につながる系統群を作出する。
摘要 農産物・食品の生体防御に関わる健康機能性の評価技術と関与成分の科学的実証に関しては、 a) リンゴ由来プロシアニジンオリゴマーは活性化ヘルパーT細胞の解糖系活性を抑制するという作用機序により、T細胞...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
摘要 ナス科野菜の先導的品種・系統開発に関しては、_x000D_ a) 「トマト安濃交8号」及び「トマト安濃交9号」の育成系統評価試験を実施し、「トマト安濃交8号」は育成系統評価試験を継続することとし、「トマト安...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、 a) 開発した汚染程度評価法を用いて国内各地より収集したジャガイモモップトップウイルス陽性土壌試料39点の発病リスクを検定し たところ、土壌のウイル...
摘要 ムギ類赤かび病に関しては、 a) 赤かび病抵抗性素材のコムギ品種について、菌体量当たりのかび毒量には品種間で差があり、菌体量当たりのかび毒量は年次の影 響を受けやすい形質であることを認めた。 b) コ...
摘要 代謝調節機能性の評価技術の開発に関しては、 a) ケルセチンは、食餌性肥満モデルマウスの内臓脂肪の蓄積や活性酸素の産生を抑制し、種々の免疫細胞の増加や活性化を抑制する こと等により、メタボリックシ...
摘要 影響度評価を導入した照査手法の開発に関しては、 a) ため池やパイプライン等における液状化を防止するための細粒分を含む土の締固め管理方法に関して、三軸せん断試験を利用して 初期せん断応力と乾燥密度...
摘要 サトウキビの耐干性,引き抜き抵抗性を改善するために,根系強化を目的とする種間交雑,屬間交雑が行われている。徳之島支場が開発している引き抜き抵抗性評価技術によって選抜を効率的に行い,根系改善につ...
サトウキビの持続的な生産に向けた生産性の高い品種の育成と利用
摘要 ハーベスタ収穫を想定した引き抜き抵抗性など機械作業適応性や株出し性の効率的な評価法を開発し,気象災害に強く,低温期の株出し萌芽性に優れた品種を実需と連携して選定する。
新たな簡易米飯評価法を用いた実需ニーズに対応した業務用多収品種の開発
摘要 目的:業務用米は、品質の安定性に加えて、低価格で通年安定供給できることが求められる。したがって、いもち病圃場抵抗性や耐冷性の付与はもとより、収量性を高めることが必須である。今年度は、「上育469...