b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発
摘要 (1)擬似移動層式クロマトグラフィー試作機を用いた連続分離試験により純度95%の米糠トコトリエノールを分離・精製する技術を開発した。(2)無洗米粕を乳酸発酵の栄養源として液化・糖化するパイロットスケー...
摘要 寒地特産作物の品種育成を目指して、(1)「男爵薯」にはないジャガイモシストセンチュウ抵抗性と青枯病抵抗性を有し、サラダ・コロッケ加工にも利用でき、良食味の生食用品種「北海94号」を育成し、品種登録...
摘要 i)寒冷地向けで多収量性のなたね「東北97号」「東北98号」を育成した。「東北93号」は花色が劣り、「東北94号」「東北95号」は低収のため、現地試験の結果も踏まえ、新品種には至らなかった。暖地向けの「東...
16.大区画汎用水田における汎用作物栽培体系の確立(1)高能率機械化一貫体系による大豆の生産向上技術の確立 (iii)ナタネの栽培特性の解明及び栽培法の確立
摘要 圃場並びにポット試験の結果、秋まき栽培では、播種後の降雨による地表面の滞水が、春まき栽培では、土壌の乾燥が出芽不良の原因であった。また、湿田では、半湿田に比べて花茎数が少なく減収した。「ア...
農産物に含まれる有害金属元素の蓄積状況と加工・調理における動態の解明
摘要 供試したカラシナ、ナタネの葉は、乾物あたりの濃度では、Cuを除き主要な無機元素およびCdが穀粒を可食部とした作物に比べ高い含量を示した。普通ソバ、ダッタンソバ、ソルガム、陸稲および水稲の穀粒間の比...
摘要 従来の「はとじろう」より成熟期はやや遅いものの、より多収を達成したはとむぎ新品種「はとゆたか」を命名登録した。なたね「東北93号」は「キザキノナタネ」よりわずかに低収となり、青森県で中止となった...
摘要 本県では、「湖国菜の花エコ・プロジェクト」と名付けて、なたね油の廃食油からバイオ・ディーゼル燃料をつくり、軽油代替燃料として利用する等の取り組みが推進されており、平成22年には、50haのナタネ栽...
地域特産品の開発と安定生産技術開発試験 5 在来稀少作物を活用した特産品開発 (1)在来稀少作物を活用した特産品開発 ア エゴマ生産拡大のための技術開発
摘要 エゴマの機械収穫、乾燥、調製の栽培体系を確立する。エゴマはナタネ同様の作業精度でコンバイン収穫が可能である。また洗浄作業は既存の機械を導入することで省力化が図られる。 研究対象 エゴマ 戦略 土...
摘要 なたね菜の冬期出荷を目指した作型開発のため収穫開始時期からハウスのサイドを開放し、低温遭遇による収穫時期の延長効果について検討した。今年度は低温年であったため収穫開始時期が遅く収穫期間が短か...
19.中山間地域における産地マーケティングに基づく特産的高付加価値農産物の生産技術(1)えだまめ・なたね菜の作型開発と高品質安定生産技術(i)なたね菜の高品質生産技術
摘要 秋まき露地栽培の収穫時期は、消雪の時期によって異なるが4月中旬~下旬であった。消雪が3月下旬以降になると予想される場合は、融雪・不織布被覆によって収穫期を4日程度前進させることができた。ハウス...
摘要 接ぎ木した組換えトマトおよびその次世代で、RNAの移行、組換えトマト遺伝子の移行はなかった。接ぎ木した組換えタバコにおいても遺伝子の移行は観察されなかった。乾燥や養分ストレスによるナタネ交雑性の...
摘要 i)はとむぎ「東北3号」は生産力検定試験の結果、「はとじろう」(100)比で119の収量であった。岩手県、宮城県内の農協より栽培希望があるため、県農試と協力して品種登録のための成績を取りまとめた。ii)...
摘要 i)なたねの狭畦栽培では千粒重が小さく収量が約1割減少し、自脱コンバインの頭部損失は普通コンバインの約2倍に達した。また、ひまわりは、コーンハーベスタ、ロールベーラを用いて茎葉を同時に収穫し、...
摘要 無エルシン酸・低グルコシノレートなたね「東北90号」は「キラボシ」、暖地向けの無エルシン酸なたね「東北91号」は「ななしきぶ」として命名登録された。「キラボシ」は山形県で栽培を開始した。「ななしき...
摘要 i) ナタネは、刈取り後のはさ掛け等により追熟し、粗脂肪含量が約20%向上するとともに脱穀後にも後熟効果があった。また、搾油前にマイクロウェーブを5分間照射して前処理すると搾油率が約60%まで著しく高...
摘要 i)小麦胚乳色とポリフェノール含量に負の相関が認められたほか、胚乳色が標準品種より優れる外国品種を認めた。ii)赤さび病高度抵抗性遺伝子Lr25を導入し、2回反復戻し交雑を行い、BC2F2系統を育成した。ii...
摘要 i)なたねの育成では、食用油の品質向上を図るためにエルシン酸を含まず、かつ飼料品質向上のためにグルコシノレート含量の低く改良した、日本初のなたねである種苗登録申請中の「東北90号(キラボシ)」、早...
摘要 東北農試で交配育成中の系統について、耐倒伏性と菌核病抵抗性について選抜した。チサヤナタネと盛脂148 との交配後代は草丈が低く、倒伏が少なく、草型がよく、有望と考えられた。東北系統のうち、東北92号...
摘要 暖地向け無エルシン酸品種を育成するため、東北農試で育成中の初期世代系統について暖地における適応性試験を実施した。東北90、91、92号を供試し、東北91、92号はオオミナタネよりやや晩生であるが倒伏がな...
不定胚誘導系を利用した遺伝子導入のための時期・組織特異的プロモータの単離(45)
摘要 遺伝子組換え手法の開発に関して多くの利点を持つ単細胞からの直接的不定胚誘導系において特異的かつ効率的に発現誘導を可能とする新規プロモータの開発を目的とし、ナタネ小胞子胚初期に強く発現する遺伝子...