摘要 ソバの品種育成に関しては、寒冷地(東北地方)の春播き栽培に適し、早生、多収で、そば麺の食味官能評価も高いソバ 品種候補「東北3号」を品種登録出願することとした。「九州7号」は暖地・温暖地の二期作向け...
摘要 ソバの品種育成に関しては、 a)「北海14号」は、「レラノカオリ」並の収量で容積重がやや重く、ルチン含量が高い特性を明らかにし、平成27年度に品種登録出願を行うこととした。 b) 難脱粒系統「芽系35号(旧G...
摘要 ソバの品種育成に関しては、 a) 「北海14号」の生産力は「キタワセソバ」より2割程度多収を示したが、特性評価では施肥や栽植密度に対する反応が「キタワセソバ」並であったことから継続試験とした。 b) 難...
摘要 ソバの品種育成に関しては、a)半わい性系統の草丈は「キタワセソバ」の60%で、倒伏程度が半減することを確認した。自殖性では、「にじゆたか」等に自殖遺伝子を取り込んだ親系統の世代を進めた。「北海14号...
摘要 水稲作・畑作・飼料作等の土地利用型農業における高効率化や高精度化による農業生産コスト縮減を可能とする農業機械・装置の開発に関して、中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインについ...
b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発
摘要 米ぬか、稲わら等未利用資源のカスケード利用技術の開発については、1)米ぬか油の精製工程で排出される脱臭スカム油からイオン交換樹脂法により製造したバイオディーゼルの中に、サプリメントに利用される...
19.中山間地域における産地マーケティングに基づく特産的高付加価値農産物の生産技術(1)えだまめ・なたね菜の作型開発と高品質安定生産技術(i)なたね菜の高品質生産技術
摘要 秋まき露地栽培の収穫時期は、消雪の時期によって異なるが4月中旬~下旬であった。消雪が3月下旬以降になると予想される場合は、融雪・不織布被覆によって収穫期を4日程度前進させることができた。ハウス...
摘要 なたね菜の冬期出荷を目指した作型開発のため収穫開始時期からハウスのサイドを開放し、低温遭遇による収穫時期の延長効果について検討した。今年度は低温年であったため収穫開始時期が遅く収穫期間が短か...
不定胚誘導系を利用した遺伝子導入のための時期・組織特異的プロモータの単離(45)
摘要 遺伝子組換え手法の開発に関して多くの利点を持つ単細胞からの直接的不定胚誘導系において特異的かつ効率的に発現誘導を可能とする新規プロモータの開発を目的とし、ナタネ小胞子胚初期に強く発現する遺伝子...
アブラナ科植物における代謝酵素遺伝子を利用した形質転換体選抜法の開発(50)
摘要 従来用いられている形質転換体の選抜マーカー遺伝子は、特許上の問題などから、実際の品種育成の際の制約になる可能性がある。本研究では、ナタネの単離小胞子培養初期において硝酸態窒素を同化できないこと...
アブラナ科植物における代謝酵素遺伝子を利用した形質転換体選抜法の開発(53)
摘要 従来用いられている形質転換体の選抜マーカー遺伝子は、特許上の問題などから、実際の品種育成の際の制約になる可能性がある。本研究では、ナタネの単離小胞子培養初期において硝酸態窒素を同化できないこと...
摘要 ナタネ小胞子培養系は、単細胞由来の不定胚がカルスを経由せずに効率的に誘導され、染色体の倍加により容易に純系が得られるという特徴がある。半数性培養系を形質転換系に適用することにより、導入形質を一...
アブラナ科植物における代謝酵素遺伝子を利用した形質転換体選抜法の開発(78)
摘要 従来用いられている形質転換体の選抜マーカー遺伝子は、抗生物質耐性遺伝子が主であるが、特許上の問題などを考慮した場合、実際の品種育成に組み換え体を利用する際の制約になる可能性がある。本研究では、...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(32)
摘要 アグロバクテリウムによるナタネの形質転換法の確立をはかった。ハイグロマイシン抵抗性遺伝子およびGUS遺伝子からなるバイナリーベクターを保持するアグロバクテリウム感染のための植物組織として、下胚...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(122)
摘要 ハイグロマイシン(Hm)抵抗性遺伝子を組み込んだベクターを有するアグロバクテリウム(系統MP90)を用いてナタネ(Brassica napus)の形質転換を試みた結果、感染細胞由来と思われる胚...