要約 ナスのNAAまたは2,4-Dを用いた不定胚培養系から再生した個体の変異は花粉稔性や果実等にみられる。また、これらの変異はNAAを用いた培養においてより高頻度に認められる。よって、変異体を得るためにはNAAを...
背景・ねらい 森林の景観に対する意識の高まりに伴い、都市近郊林やレクリエーション林では景観に配慮した森林管理の必要性が増している。そのためには流域、地方レベルで景観上重要な地域を明らかにすることから...
要約 戦後から現在にいたる約半世紀の以西底びき網漁業の漁獲物組成と漁場利用の長期的変化について多変量解析の手法を用いて検討を加えた結果、漁獲物組成と漁場利用パターンの年代区分には、共通して概ね1955年...
要約 トマト黄化えそウイルスのヌクレオプロテイン遺伝子をタバコに導入した形質転換タバコは同ウイルスに強い抵抗性を示し、接種葉への局部感染及び上位葉への全身感染が強く抑制される。 背景・ねらい トマト黄...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 トマト黄化えそウイルスのヌクレオプロテイン遺伝子をタバコに導入した形質転換タバコは同ウイルスに強い抵抗性を示し、接種葉への局部感染及び上位葉への全身感染が強く抑制される。 背景・ねらい トマト黄...
要約 群馬県内に発生したイチゴ萎ちょう病菌は、判別植物に対する病原性から4つの系統に分けられた。イチゴに対する病原力は病原菌の系統によって異なり、ピーマン系が最も強く、次いでエダマメ系、トマト系であ...
要約 粉砕籾殻に鹿沼土を2割混合したセル成型苗用培養土を開発した。この培養土による肥培管理法は、液肥濃度を園試処方1/4 単位濃度とやや薄めにすることと葉菜類では果菜類よりも灌水量を多くすることがポイン...
要約 露地ほ場における夏季の太陽熱土壌消毒は、ハクサイ黄化病の防除に高い効果を示した。また、太陽熱土壌消毒後のDCIP剤かん注処理は防除効果をさらに高める効果がある。 背景・ねらい 本県では、ナス、フキ、...
要約 促成ナス栽培においてセル成型苗を直接定植しても、肥効調節型肥料の組み合わせにより生育初期の草勢調節が可能であり、二次育苗の手間が省ける。定植時期は収量性を考慮すると、早い方が増収効果が高まる。...
キクとガーベラに発生したトマト黄化えそウイルス(TSWV)の野草での感染状況
要約 キク栽培地帯周辺の主要野草であるコセンダングサとギシギシからTSWVが検出された。これらの野草はTSWVの主要な野外宿主である。 背景・ねらい TSWVはミカンキイロアザミウマ等のアザミウマ類により永続伝搬...
要約 トウモロコシ収穫後、多年生強害雑草に対してグリホサートの秋期処理をすると翌年夏作でのヒルガオ及びハマスゲの発生は処理前の10%以下に抑制される。ハマスゲ抑制にはDBN土壌混和も有効であり、ワルナスビ...
要約 ナス用木台太郎はナス青枯病菌のⅢ、Ⅳ郡菌に高度の抵抗性を示し、夏秋栽培でトルバム・ビガー台ナスと同等の数量が得られる。 背景・ねらい 岡山県内のナス産地では最近、促進栽培だけでなく夏秋栽培でもⅣ...
要約 天蚕の摂食試験により選定したクヌギ、アベマキ、アラカシ(ブナ科)、アメリカフウ(マンサク科)の4飼料樹は、初齢の食いつき、4齢到達率、1~3齢飼料効率、1~3齢発育速度の4要素のすべてにおいて...
ナミテントウ幼虫による半促成栽培ナスのアブラムシ類の防除効果
要約 半促成栽培ナスにおいて、アブラムシ類の発生初期にナミテントウ2齢幼虫を1シュ-ト当たり1頭(株当たり5頭)放飼すると、1週間後には1シュ-ト当たり(または10葉当たり)0.5頭以下に抑え、その後約4...
要約 ‘ナス中間母本農1号’は半枯病抵抗性であり、その抵抗性は単因子優性である。また、果実形質は抵抗性素材の‘LS174 ’よりも大幅に改良され、実用品種に近く、抵抗性育種素材として有用である。 キーワード ‘...
要約 複雑な摂食痕を示す昆虫によって食害された葉の食害面積を画像解析を用いて計測する方法を考案した。本方法によりニジュウヤホシテントウの食害量を明らかにした。 背景・ねらい 植物と昆虫の相互作用や害...
要約 フリーストール牛舎のストールに牛が出入りし、起立・横臥する際の動作・行動解析を行った。ストール長の影響は明確ではなかったが、ストール幅は牛の腰角幅の2倍が最適であった。ミシガン型の隔柵は U 字...
ディファレンシャル・ディスプレイ法による不定胚誘導条件下に発現する遺伝子の解析
要約 ナスの不定胚誘導条件下に特異的に発現する遺伝子を解析するために、ディファレンシャル・ディスプレイ法を適用した。同定した遺伝子の中に、腫瘍抑制遺伝子のホモログが見出され、構造上の特徴から転写調...
要約 台木用ナス‘台太郎’は青枯病と半枯病に複合抵抗性を有し、‘トルバム・ビガー’よりも発芽と初期生育が優れ、接ぎ木が容易で機械接ぎ木適性を有する。穂木品種の収量及び果実品質は‘トルバム・ビガー’台のもの...