摘要 野菜等の資材施用法等による実用的なカドミウム吸収抑制技術に関しては、a) コマツナのポット栽培試験の3年間の結果から、アパタイ ト系資材は可食部カドミウム濃度の低減効果が最も高く、土壌pH6.0の場合に...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、a) カンショから分離した窒素固定エンドファイトBradyrhizobium属AT1株から、抗生物質二重耐性株を再分離した。その耐性株を用い...
摘要 作物の生産性と相関を有する微生物指標の探索に関しては、a) 有機態窒素の無機化に関わる微生物性の解明に向けて、有機栽培、慣行栽培及び有機栽培転換中の現地畑圃場における中性メタロプロテアーゼ生産細...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)水稲では、長期間カリを施用しないと、三要素を施用した場合に比べて玄米の放射性セシウム含量が高まる傾向を示したが、玄米...
摘要 交付金事業では、全国の異なる土壌条件において、各種の作物に対する資材施用によるカドミウムの吸収抑制の試験を実施している。本県で取り組んだラッカセイ及びホウレンソウにおいては、石灰資材等の施用...
摘要 目的:土壌洗浄処理後の転換畑におけるそば、ホウレンソウ、大豆のカドミウム吸収リスクの低減効果を評価し、持続性を解析して、修復技術の開発を行う。 、成果:ダイズにおいて、慣行区の低減率は堆肥無施...
摘要 野菜等の資材施用法等による実用的なカドミウム吸収抑制技術に関しては、a)11種類の無機質資材をグライ低地土と黒ボク土に施用したコマツナのポット栽培試験から、アパタイト系及び酸化鉄系資材による可食部...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、a)平成23年度に作成したタマネギ中のケルセチン分析法について、標準作業手順書に基づく室間共同試験を実施して分析法の妥当性の確認を行った。妥当性が確認されたケ...
放射性元素の高・低吸収植物種・品種・系統の探索とメカニズム解明
摘要 非放射性セシウム吸収の各種作物、品種、系統間の比較を行うために原発事故前の各種試験場での栽培試験で取得されたサンプルを用いた解析を行った。ダイズ、アマランサス、ホウレンソウに関しては放射性セシ...
摘要 目的:土壌洗浄処理後の転換畑におけるそば、ホウレンソウ、大豆のカドミウム吸収リスクの低減効果を評価する。リスク低減効果の持続性を解析して、転換畑における土壌洗浄を用いた修復技術の開発を行う。 ...
イムノクロマト法による作物体カドミウム濃度の簡易測定の適用性検証
摘要 目的:イムノクロマト法による道産作物のカドミウム濃度の簡易測定を行い、同法の国際基準値に対するスクリーニング技術としての適用性を検証する。併せて、にんじんや大豆の栽培期間中の茎葉測定による可食...
摘要 野菜等の資材施用法等による実用的なカドミウム吸収抑制技術に関しては、a)10種類の無機質資材を施用したコマツナのポット栽培試験から、アパタイト系や酸化鉄系資材の場合1~5%施用で、多孔質ケイ酸カルシ...
摘要 1)ゲノム情報を用いて作出した弱毒ウイルスによるウイルス病防除では、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株(L3-163株)は、5品種のピーマン・トウガラシ類で葉の退緑斑紋等が若干観察される...
摘要 目的:新規発生および難防除病害虫の発生生態等の解明を行い、防除技術を確立する。 成果:(1)病害虫の診断同定 2010年の依頼件数は196件(前年比107%)であった。病害ではダイズ黒根腐病(Calonectria sp.)...
摘要 目的: 宮城から発信できる新しい園芸品目を検索し,高品質・安定生産技術の構築や優良系統の選抜を行うことにより,少量多品目で実需者ニーズに細やかに応えることのできるピンポイントな産地を育成する...
土壌病原菌や有害線虫を駆除する薫蒸作物の開発と利用方法の確立
摘要 (1)昨年までにチャガラシについてはグルコシノレート(GSL)含量が多いY-010を、クレオメについてはV-003を育成した。今年はY-010の品種登録関係の試験、播種期ごとの生産力検定を行ない、その利用性を明...
摘要 ソラマメ、スイートコーン、シュンギク及びレタスでは、いずれの品種においてもカドミウム含量は低かった。ホウレンソウでは、「プリウス」において国際基準値に近いカドミウム含量となったが、「アクティ」...
摘要 目的:栽培法の変化や品種の変遷の他、農業立地環境の変動によって生ずる農作物の突発性生理障害を早期に診断して、適正な対策を講じ、被害を最小限にとどめる。、成果:、 (a) 本年度は6作物(小豆、大豆、秋...
摘要 1)カドミウム(Cd)汚染土壌(0.1M塩酸抽出Cd濃度:3ppm)で栽培した根菜類10品目、葉茎菜類19類品目、果菜類17品目について可食部のCd濃度を調査した結果、根菜類は5品目、葉茎菜類は8品目及び果菜類は6...
広域連携型農業研究開発事業費(野菜類の品目別カドミウム濃度の解明と吸収抑制技術の開発)
摘要 目的:全国の試験研究機関と分担・協力して野菜の多品目・多品種の可食部カドミウム濃度に関するデータを収集・整理して、品目・品種転換が困難な作目の場合に求められるカドミウム吸収抑制技術を開発する。...