摘要 i)新規エチレン作用阻害剤である1-MCPは、カーネーションとスイートピー切り花の品質保持に効果があることを明らかにした。ii)グルコース、チアゾール系抗菌剤ならびに硫酸アルミニウムを組み合わせた処方(G...
摘要 沖縄県におけるイチゴ「さちのか」の年内収穫には、短日夜冷処理による花芽分化促進処理が有効であり、また2段階採苗法による県内での良質苗生産が可能である。地温の高い沖縄県ではイチゴの根量は少なくな...
摘要 レタスおよびカーネーションの根圏からキングB培地を用いて分離された蛍光性シュードモナス属細菌について、各種植物病原菌に対する抗菌活性を明らかにするため、培地上での抗菌作用ならびにPCR法による...
エチレン受容体遺伝子のクローニング、シークエンスおよび発現の解析
摘要 トマト等野菜のエチレン受容体遺伝子をクローニングするために開発した技術をカーネーションに応用し、カーネーションの花におけるエチレン感受性とエチレン受容体遺伝子の構造との関連を明らかにしようとし...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(84)
摘要 野菜・花き生産では連作障害、特に土壌病害の回避対策が不可欠であり、化学合成農薬への依存度を低減した環境保全型の新たな病害抑制技術の開発が求められている。一方、無機栄養条件のうちカルシウム(Ca)が...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(88)
摘要 これまで代表的品種で確認した高カルシウム(Ca)条件による青枯病の発病抑制が多くのトマト抵抗性品種・系統で認められ、品種のCa吸収能は青枯病抵抗性と相関することが示された。また、発病が抑制され...
熱帯・亜熱帯における畑作物に対する有害線虫の分類と生態解明(55)
摘要 我が国の植物寄生性線虫の種類と分布についてはすでに1959年から5年間にわたって行われた全国土壌線虫対策事業によりかなり明らかにされているが、その後社会農業情勢の変化に伴う裁培体系や栽培作目の...
沖縄県における野菜花き類の生産安定のための病害防除技術の確立
摘要 沖縄県のサトウキビ産地への導入を試みるいちご、カーネーション、シンテッポウユリ、ユーチャリスを対象に、生産地における重要病害の把握及び原因が明らかでない重要病害の防除試験を行い、これらの安定生...
沖縄県における野菜・花き類の生産安定のための害虫防除技術の確立
摘要 沖縄県のサトウキビ産地への導入を試みるイチゴ、カーネーション、シンテッポウユリ、ユーチャリスを対象とし、イチゴの苗とともに沖縄県への持ち込みが懸念されるミカンキイロアザミウマの対策を講じるとと...
摘要 ムラサキバレンギクおよびルリジサのモザイク病の病原はキュウリモザイクウイルス、ルドベキアモザイク病の病原は新種のルドベキアモザイクウイルス、リアトリスモザイク病の病原はソラマメウイルトウイルス...
摘要 1994年の高温少雨の夏以来、オオタバコガがナス、ピーマン、キャベツ、カーネーション、キクなど多くの野菜・花き類で多発生し、適用薬剤もなく、果実や蕾内に潜入加害するため難防除害虫になっている。...
植物由来有機化合物の土壌生態系における機能の解明と制御(99)
摘要 農薬を減らしつつ土壌病害を防ぐ技術の開発を目指して、抗菌性植物の検索、抗菌物質の同定および利用法などの研究を行った。19科47種の薬用植物を採取して植物病原菌に対する効力を検定して以下の結果を得た...
糖を利用した生鮮農産物の放射線障害の低減化に関する研究(128)
摘要 臭化メチル燻蒸の代替の殺虫技術および病原菌の殺菌技術の開発に資するために主要な野菜および切り花の放射線感受性について検討したところ、キャベツ、メキャベツ、カイワレダイコン、アスパラガス、カーネ...
摘要 新病害の病原菌、亜熱帯地域生息菌、薬用植物常在菌、輸送・加工中の害菌および同定依頼菌について、国内外の真菌を対象に分類・同定した。主な関連植物とその病害は以下のとおりである。メロン紅色根腐病、...
熱帯・亜熱帯における畑作物に対する有害線虫の分類と生態解明(54)
摘要 千葉県一部地域の線虫相を調査した。野菜及び果き類圃場31地点において、土壌を100g、作物の細根約5gを採取した。線虫の分離はベルマン漏斗法により土壌30gを供試して、72時間にわたり室温(2...
摘要 カーネーションに多発するカーネーションベインモットルウイルス及びカーネーションモットルウイルスの抗血清を作成し、ELISAによる両ウイルスの検出方法を確立した。キク科の花き、ルドベキアおよびエ...
摘要 千葉県、神奈川県、宮崎県またはパラグアイから採集した罹病植物から以下の病原真菌を分離または検出し同定した。Colletotrichum acutatum:トルコギキョウ炭そ病、Puccinia...
熱帯・亜熱帯における畑作物に対する有害線虫の分類と生態解明(71)
摘要 香川県高松市周辺の盆栽及び野菜園、また千葉県房総半島を中心とした地域において、作物を加害する線虫の種類を調査し、各畑作物圃場から土壌200gを採集した。その結果、畑作物から検出された主要有害線...
摘要 野菜・花きに対する生育調節剤の作用特性について調べた。トマトに対してS327Dを用いることにより、生育初期の栄養生長を制御して小型化苗生産の可能性が期待できた。NK828はキク及びカーネーショ...
植物由来有機化合物の土壌生態系における機能の解明と制御(47)
摘要 抗菌物質を含有または分泌する植物を用いて土壌病害を防ぐ技術に関して研究を進めている。カーネーション萎ちょう細菌病菌(Pseudomonas caryophylli)の増殖を抑制する抗菌物質がニ...