(3)(ii)丸莢オクラの安定生産技術の開発ア 播種時期の検討
摘要 ‘八丈オクラ’を月毎に播種し、収量の推移を調査した。また、大苗の4月定植も比較した。(1)3月は 4月よりもかなり気温が低く、3月の栽培は高温を好むオクラには不向きであった。また、6月以降の定植では収量...
1 環境保全型農業をめざした露地野菜類土壌病害の生物的防除技術の開発
摘要 露地野菜の土壌病害の生物的防除技術の確立を目的とした。(1)ジャガイモそうか病菌に対しては、陽熱による土壌消毒は防除効果が高く,米ぬかやGliocladium資材を畦立て時に施用することで効果が高くなった。...
マレイシア等におけるカバーフォレストを活用した農林複合技術の開発
摘要 新たに果樹の被陰試験地を設置し、マンゴー等9種の苗木、各60本を植栽して試験を開始した。果樹を含む14種の林内植栽試験では、植栽後約8ヶ月間の枯損率、先枯れ率ともに間伐林が皆伐林に比べて低く、初期...
摘要 夏季高温期のパプリカ栽培では、特に7月、次いで8月に日焼け果の発生が多かった。日焼け果発生率には品種間差があり、発生率100%の品種もあれば、全く発生しない品種もあった。養液土耕栽培においては、作...
摘要 ミカンキジラミの石垣島内での発生消長は捕獲個体数は春季に多い傾向があったものの特徴的な一定の傾向は認められなかった。ミカンキジラミに寄生する2種の寄生蜂が発見されたが,寄生率自体は低く,寄生率...
Pseudomonas属細菌の植物根圏における挙動及び植物根への定着能の解明(67)
摘要 土壌中での検出方法が確立された蛍光性Pseudomonas菌株を用いて,8種類の植物(ベントグラス,コムギ,トマト,ナス,ピーマン,ダイコン,ホウレンソウ,オクラ)根における接種細菌の定着能を調査したと...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(49)
摘要 亜熱帯植物のウイルス病を分離・同定した。我が国初発や沖縄のみに発生するものもある。7~8年度:オクラからハイビスカス退緑斑ウイルス(HCRSV)とハイビスカス黄斑モザイクウイルス(HYMV)を分離し、抗血清...
摘要 ジーンバンクで受け入れたすべての種子および保存中の種子約15000点について発芽率の調査を行った。受入種子は、概ね良好な発芽率が得られたため、入庫時の発芽率データとしてデータベースに入力した。...
摘要 タバコモザイクウイルス(TMV)による抵抗性反応であるタバコの局部病斑の形成に及ぼす抵抗性誘導剤プロベナゾールとサッカリン、サルチル酸の影響を調べた。3薬剤をそれぞれ処理したタバコでは病斑の増...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(50)
摘要 石垣市のハイビスカスから2ウイルスを分離し、宿主範囲、物理的性質、血清的性質、電顕観察等からハイビスカス退緑斑ウイルスとハイビスカス黄斑ウイルスと同定し、抗血清を作製した。前者は径約28nmの...
摘要 世界に広く分布するオオタバコガは従来わが国では農作物に顕著な被害を引き起こすことは少なかった。近年、東アジア・オーストラリア等で多発生が続いているが、四国をはじめ西南暖地でもトマト、オクラなど...
摘要 ベトナム国におけるマイコトキシン問題について、汚染の実態と現地の対応状況に関する知見を得るため、ハノイ市(北部)、ホーチミン市(南部)周辺の研究・検査機関、大学、工場、農場などを視察して情報を...
摘要 熱帯・亜熱帯地域ではその気候条件により、農作物のみならず、街路樹、垣根、観賞植物、また、野草・雑草など多種多様な植物が周年生育する。豊かな緑は人々の目を楽しませてくれるが、同時に病害虫のすみか...
摘要 これまで加圧処理を多くの野菜種実類に対し行い、発芽に及ぼす影響を検討してきた。そのなかで、オオナルコユリの低温処理した種実、ワケギの休眠鱗茎では促進、アスパラガスとオクラなどの硬実種子、セロリ...
摘要 肥料成分の溶脱防止技術を開発するため、農環研・畑圃場を使用して、夏作としてトウモロコシ、ナス、オクラ、冬作として白菜を栽培し、肥料の種類および施用量、マルチの有無が窒素の流出にどのように影響す...
Aspergillus niger及びその近縁種のマイコトキシン産生性の解明
摘要 マイコトキシンの一種であるオクラトキシン(ochratoxin)は、肝臓、腎臓に毒性を示すことが知られている。オクラトキシン産生菌として、自然汚染を起こすAspergillus ochrace...
摘要 本年度は高強度降雨時の硝酸イオン溶脱防止技術として、高畦マルチの効果について検討した。作目はオクラ及びトウモロコシ、処理として無施肥/施肥、マルチ(畦高10及び40cm)/非マルチを組合わせた...
摘要 陸域生態系から大気中への硫黄化合物の放出量に占める植物の役割を明らかにするために、各種植物から大気中へ放出される含硫ガスの組成およびフラックスを測定した。水耕栽培した32種類の植物を用いて、植...
タバココナジラミの防除に関する研究-寄主選好性の解明-(53)
摘要 広島県の発生地において確認できた寄主植物は、10科40種であった。この中で寄生程度が特に高かった植物は、きゅうり、トマト、なす、さつまいも、のげしであった。成虫寄生数はきゅうり、かぼちゃ、まく...
マージ土壌における新規作物の導入・定着化技術の開発(185)
摘要 南西諸島における夏野菜の安定的な栽培法を開発するため、サトウキビによる強風対策、被覆資材による強日射、病害虫対策の確立を試みた。サトウキビ畑に隣接するオクラ、カボチャ等の畑は台風時にも他の畑と...