摘要 重要病害性遺伝子の原因遺伝子同定については、新興ウイルス抵抗性のトマト系統をゲノム編集により作出し、着果や代謝産物組成等への影響がないことを確認した。イネについてはいもち病抵抗性に係る新しい...
摘要 様々な病害虫について、現地の診断依頼を通じ、発生時期や薬剤効果の確認及び効果的な使用時期を調査検討した。また、特殊資材によるほ場環境の変化を利用した発病低減効果を検討した。主な病害虫は以下の...
摘要 1. 生産力検定試験データを用いて構築した統計モデルをもとに植物体全重のゲノミックセレクションを実施し、遺伝子型に基づいて選 抜した系統の実測値に選抜効果が認められた。また、8種類の多収イネ品種...
摘要 スクラレオールによる青枯病抵抗性の誘導について、シロイヌナズナ欠損変異株を用いて検討した結果、abi4(アブシジン酸のシグナル伝達に関わるABI4の欠損株)のスクラレオール依存的な抵抗性の減衰を明らか...
普通作物の病害虫に関する素材開発研究 (1)主要作物における病害虫の発生生態解明と防除技術2)化学合成農薬によらない食品等を用いた種子伝染性・土壌伝染性病害の防除技術の開発
摘要 目的:化学合成農薬に依らない種子伝染性病害発生抑制手法について検討する。土壌処理剤の探索と防除効果の検討を行う。 成果:無加温平置き出芽のもみ枯細菌病(苗腐敗症)に対する発生抑制効果を明らかに...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
摘要 目的:山梨県で発見した弱病原力フザリウムHPF-1菌株について農薬メーカーと共同で微生物農薬として開発し、防除効果の確認、効率的な使用方法及び作用機作の解明を行う。、成果:HPF-1水和剤のイネ種子伝染...
摘要 目的:環境保全型農業推進のため、生物的・耕種的手法を活用した防除技術を開発する。計画:(i)有用微生物を利用した生物的防除法の開発、(ii)水稲育苗期に発生する病害の生物的・耕種的防除法の開発、(iii)...
摘要 目的;高精度な遺伝子診断技術等をもとにして、イネもみ枯細菌病やイネ苗立枯細菌病等の浸種、催芽時における増殖実態を明らかにする。得られた成果;(i)浸種時の温度制御や浸種水交換のみによるもみ枯細菌...
摘要 環境保全型農業の推進のため、生物的・耕種的手法を活用した防除技術を開発し、その有効性を評価するとともに、本県における化学合成農薬使用量の軽減を図る。有用微生物の卵胞子懸濁液を処理することにより...
9.病害に対する新農薬の効果検定(1)主要病害に対する新農薬の効果検定と実用性(要望課題)
摘要 パンチョTF顆粒水和剤のしろうりうどんこ病に対する防除効果は高く、HOF-2041粉剤のイネ苗立枯細菌病、もみ枯細菌病に対する効果、チオノックのナシ黒星病、心腐れ症に対する効果、ホライズンドライフロア...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(147)
摘要 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従い、拮抗微生物CAB-02 株のイネ、トウモロコシ、タマネギ、レタス等14種類の農作物に対する病原性を調査した。陽性対照として各々の病原細菌を用いた。その...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(156)
摘要 イネもみ枯細菌病の拮抗微生物であるCAB-02及びCAB-03について、催芽時にこれらの懸濁液(約10の8乗cfu/ml)に病原菌の保菌籾を浸漬することで、本田に移植後穂に発生するもみ枯細菌病...
摘要 イネ苗立枯細菌病菌73株について、血清学的性質の比較の結果、供試菌はいずれの抗血清とも沈降帯を形成し4抗原型に類別された。スペーサー領域の配列に関しても、供試菌株間で多様性に富んでいることが明...
植物病原細菌のペクチン分解酵素遺伝子の同定・単離と構造・機能の解析
摘要 イネもみ枯細菌病菌Pseudomonas glumaeの病原性を直接支配する遺伝子としてペクチン分解酵素遺伝子に着目し、その単離を目的として、分解酵素の同定およびその産生条件について検討した。...
摘要 酵素標識抗体法及びシュウ酸カルシウム結晶,色素などの物質産生を利用した細菌の簡易・迅速検出手法を確立してイネもみ枯細菌病菌の種子及び幼苗における存在部位,本田移植後の動態を解明した。本菌の産生...