摘要 プログラムA「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発」(資源・環境管理研究業務セグメント)では、気候変動や環境劣化等、深刻化する地球規模的課題に対処し、持続的開発目標SDGsの目標13...
Ⅱ生産性を高める省力・低コスト生産技術の開発 8不耕起栽培を利用した暖地2年5作体系による飼料増産技術の開発
摘要 不耕起栽培を利用した暖地2年5作の栽培体系に適した品種を選定する。作期毎に3品種を組み合わせて栄養収量を比較調査。合計乾物TDN収量が最も高い組み合わせは、不耕起1作目トウモロコシ「タカネスター」、2作目トウモロコシ「...
摘要 リビングマルチを用いた栽培法では生育競合により,主作物の生育や収量が低下する場合があるため,主作物である秋まき小麦とリビングマルチとして用いるシロクローバがうまく共存できるよう,草勢および葉...
地下水位制御システムを活用した温暖平坦地向け水田輪作システムの確立
摘要 不耕起や浅耕播種技術とFOEASを組み合わせた2年4作、3年5作体系の開発に関しては、 関東地域において、 a) 作業幅2.4mの大型のディスク作溝式不耕起播種機を開発し、現地実証において作業速度は5km/h、作業...
摘要 地下水位制御システム等を利用したダイズ安定多収栽培法に関しては、 a) 地下水位制御システム(FOEAS)施工圃場(千葉県横芝光町)において不耕起狭畦栽培を実施し、248kg/10a(横芝光町平成17年~25年の平...
摘要 リビングマルチを用いた栽培法では生育競合により,主作物の生育や収量が低下する場合があるため,主作物である秋まき小麦とリビングマルチとして用いるシロクローバがうまく共存できるよう,草勢および葉...
摘要 ムギ類赤かび病に関しては、a) 赤かび病抵抗性素材のコムギ品種について、「延岡坊主」は発病度が高くなると粒内菌体量の増加に伴って菌体量当たりのデオキシニバレノール(DON)蓄積量が増加すること、「フ...
摘要 1.飼料作物の新品種開発と品種特性および栽培利用条件 、目的:自給飼料増産に貢献できるソルガムおよび飼料用とうもろこしの新品種を育成するとともに、新規用途について検討する。 、成果:とうもろこし育...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関して、エリアンサス及びススキ類の改良では、a)西南暖地では結実しない機械収穫適性に優れた超多収性のエリアンサス晩生系統「...
摘要 節水型の水稲直播とムギ、ダイズの簡易耕を利用した中小規模水田の省力輪作体系に関しては、a)地下水位制御システムを利用した節水型の安定多収栽培技術について、ムギ収穫後の水稲耕起乾田直播栽培では、「...
摘要 粉状化した施設土壌のコマツナ栽培における問題の一つに,収穫時,根に多くの土が付着することがある。そこで,細根の少ない品種の選定を夏秋品種について行う。また,栽培時の耕耘回数を減らして,団粒化...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)とうもろこし不耕起栽培法を二毛作体系に適用するため、冬作ライムギ跡地におけるディスクプラウと不耕起播種機を組み合わせたとうもろこしの簡易耕播種技術について実規模での試験を2年間継続し、慣行...
多角的アプローチによる加工需要にマッチするはだか麦新栽培体系の開発
摘要 排水不良の圃場において,夏季代かき・落水によって土壌亀裂を発生させ,麦を不耕起栽培した。その結果,土壌表面が硬く,播種時にトラクターの重さで亀裂の潰れる程度が小さかった圃場では,播種前後に40...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の評価に向けて、1)温暖化の影響により、盛岡市のイネ紋枯病の被害度が年々増加して2100年には2000年の約2.4倍になると予想した。感染前のイネの生育気温が高いほど、発現す...
関東における地下水位制御システムによる水稲・麦・大豆2年4作省力高生産体系の確立と実証
摘要 大豆では地下水位制御区の子実収量は慣行区の約3倍であった。小麦では、登熟期間の地下水位制御処理により、不耕起栽培でも収量が高まる傾向がみられた。多収性品種を用いた水稲乾田直播では、タカナリが移...
摘要 1)黒根腐病の発生生態、発病機構については圃場において感染率に品種間差が見られたが、根粒菌近縁土壌細菌の接種によって黒根腐病発病度が低下する傾向がみられることを明らかにした。2)出芽不良の克服...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)飼料用とうもろこしの不耕起栽培管理法として、冬作ライ麦収穫跡地では、ディスクによる簡易耕を実施後、播種量を15%増し(8,000粒/10a)にして播種することにより、作業工程を慣行の耕起播種法の8工程...
露地野菜の環境保全型栽培技術の確立、1)養液土耕による施肥量低減化技術の確立
摘要 施肥量、労働量の多い露地ナスについて、養液土耕栽培と不耕起栽培を適用し、施肥量削減及び省力化の効果を確認した。品種は筑陽を用い、定植は5月15日に行った。その結果、養液土耕栽培については、肥料...
不耕起水田輪作向けコムギ、オオムギの品種選定及び栽培法の開発
摘要 水田輪作における不耕起栽培に適する小麦・大麦品種を選定するため、播種期や施肥条件を変えた栽培試験を行った。その結果、不耕起栽培において十分な穂数・収量を確保するためには播種溝への緩効性肥料の施...