自給飼料活用型大規模寒地酪農システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 TMR センター等外部支援組織利用の経営体において、イアコーンサイレージ(ECS)の生産コスト目標TDN1kg 当たり 40 円台(輸入トウモロコシ価格並みコスト)を達成し、高品質自給飼料を組み入れた自給率 70...
摘要 ソバの品種育成に関しては、寒冷地(東北地方)の春播き栽培に適し、早生、多収で、そば麺の食味官能評価も高いソバ 品種候補「東北3号」を品種登録出願することとした。「九州7号」は暖地・温暖地の二期作向け...
摘要 ソバの品種育成に関しては、 a)「北海14号」は、「レラノカオリ」並の収量で容積重がやや重く、ルチン含量が高い特性を明らかにし、平成27年度に品種登録出願を行うこととした。 b) 難脱粒系統「芽系35号(旧G...
摘要 ブルーベリー果実のアントシアニン組成の品種・系統間及び種間差異を明らかにし、機能性アントシアニン含有比率から機能性の高い育種素材として、ブルーベリー栽培品種では「ペンバートン」、「ウェアハム」...
摘要 i)短節間で高粉質の固定系統「北海1号」を片親とするカボチャF1雑種「TC2A」は、生育初期の短節間性を有し果実品質にも優れ、現地適応性試験においても機械化栽培適応性、省力性、実用性等が示され、品種登...
摘要 i)巨大胚系統「北海299号」を奨励品種決定現地調査に供試した結果、出芽性は一般栽培に比べてやや劣るものの、管理に注意すれば現場での栽培に問題はないと判断された。胚芽精米の加工試験を加工業者に依頼...
摘要 アルストロメリアでは、チリ産赤花種とブラジル産種間の雑種系統について花色・アントシアニン含量の分析を行い、新規性のある赤色の花色を持つ8系統を選抜した。また胚珠培養時及び根茎のコルヒチン処理に...
摘要 i)カボチャについては、選抜と自殖により固定を進めてきたBMとBME、BMC交配組合せの25親系統は、いずれも初期短節間性を示し、乾物率が高く高粉質であった。果実形質にも優れる9個体を選抜した。育成親系...
摘要 2003年までに育成した低グルテリン2系統は、「北海293号」より収量性が優れるものの食味はやや上回る程度で、一般的には不十分なレベルであった。タンパク質含有率も特に低くはなかったため廃棄とした。また...
摘要 i)アルストロメリアでは反復受粉処理による受精促進は認められなかったが、受精阻害が生じる組合せでも交配花数を増やすことで雑種個体が獲得できる可能性があることを解明した。また、周年開花性と多収性を...
摘要 i)タマネギの29交配組合せについて機能性成分を分析し、比較的高いケルセチン含量を持つ2つの交配組合せを見出すとともに、ケルセチン含量は育種により向上できることを解明した。また、ケルセチン含量を分...
摘要 i)「北海293号」の収量性は「きらら397」より高かったが、品質・食味は劣ること、低グルテリンではあるが総タンパク質含量が高すぎるため、腎臓病病態食としての利用は困難であることを解明した。ii)低アミ...
摘要 目的:ながいもの粘り評価法を開発し、乾物率および粘りについて目標値を設定するとともに、それらの変動要因を明らかにすることにより品質向上対策のための知見を得る。さらに、簡易迅速な品質評価法の適用...
摘要 目的:技術開発研究で検討された技術の実証試験を行い、冷熱利用貯蔵を行った農産物の品質評価を行うとともに、実需者の評価を得ながら技術の総合化を図る。 計画:1.加工用途向けだいこんを雪氷型冷熱利...
36.地域基幹農業技術体系化促進研究1)寒地畑作型野菜輪作における作物組合せ特性の解明と輪作技術(1)寒地畑作地帯における省力低コスト・安定生産のための土壌管理技術改善と野菜導入畑輪作体系の確立
摘要 (1)畑輪作導入野菜の安定生産対策 1)土壌検診によるだいこんバーティシリウム黒点病回避対策 だいこんのバーティシリウム黒点病について、汚染圃場での栽培可能な品種について検討する。さらに、近年...
寒地畑作型野菜の安定・高付加価値生産技術の開発と低コスト貯蔵・流通技術の確立
摘要 冷熱利用貯蔵庫でのだいこん、ながいもの貯蔵形態を明らかにし、品質変化をもとに用途別の貯蔵可能期間を明らかにする。(1)雪氷室貯蔵では、3月出庫時にほとんどのダイコンでボトリティスによる腐敗が発生し...
摘要 i)F5、F6系統から育種目標に合致した短節間、高乾物率、高Brixで、果皮が比較的軟らかくて赤みの強い果肉を持つ優良系統を選抜した。普通系統とのF1をつくり、主茎長・果重に正方向の、果形比・果皮硬度...
摘要 i)アルストロメリアの花被から2種類の新規アントシアニンを同定した。ii)紫色系野生種及びその種間雑種ではデルフィニジン系色素の割合が90%前後と高いことを明らかにし、それらを交配親として多くの雑種...
摘要 「北海288号」は苗立ち率がやや低かったが、直播で「ゆきまる」より多収かつ良食味で、いもち病抵抗性も強かった。直播の拡大に寄与できると評価され、命名登録品種候補として採択された。「北海292号」は、...
摘要 タマネギの「月交22号」は、機能性成分のスルフィド類含量は他の赤タマネギ品種よりも低いが、乾物率、Brixは最も高く、貯蔵性は非常に優れた。系統適応性検定試験1年目では滝川での試験を除き、他の赤タマ...