摘要 試作尿素液添加装置の性能と飼料イネ収穫時の尿素添加効果を調べるための実験を行った。試作尿素添加装置によって飼料イネロールベール調製時の尿素添加がワンマン作業でき,しかも尿素添加量の調節も可能で...
摘要 11年度は九州119号とツルセンガンを供試し、地上部収量の品種間差や施肥型の違いによる子いもの着生程度、10年度の冬季における地温の推移などを調査した。カンショ茎葉の3回刈りでは、収穫時期により地上...
摘要 10年度は、飼料目的とする茎葉収量の品種間差や子いも着生程度、イタリアンライグラス生育下の塊根生存状況などを調査した。当地においてカンショ茎葉は4回収穫が可能であり、2番刈が最も多収となった。...
温暖地・暖地向けホールクロップサイレージ用イネ品種の育種技術の開発
摘要 畜産と水田作の有機的結合として、水田農家が休耕田で畜産農家の家畜排泄物を肥料として飼料用イネを栽培する体系が求められている。飼料用イネ品種として一般品種よりも子実重や茎葉重の優れる「アケノホシ...
ロールベールサイレージ向け機械化適性ギニアグラス品種の育成(149)
摘要 草丈、葉、茎などの形態的特性や早晩性の異なるギニアグラス数系統を用いて、機械化作業とロールベール調製に必要とされる特性の解明を進めると同時に踏圧抵抗性で選抜した九州6~8号のロールベール適性を...
摘要 畜産経営の大規模化が進んでおり、良質な粗飼料生産を低コストで省力的に行う必要がある。暖地での夏作牧草が備えるべき特性として、嗜好性と消化性の良いもの、高収量性、耐湿性、耐旱性、耐倒伏性、耐病虫...
摘要 乾燥カンショ飼料化による飼料自給率の向上、南九州のカンショ作振興が求められている。飼料用カンショの育成が進行中であり、選抜系統の特性評価、肥育豚用飼料の配合設計、乳牛、肉用牛での飼料特性の査定...
摘要 化学肥料代替を前提とした家畜糞連用条件での窒素動態と、それに対応した作付体系について検討した。夏作前の乾燥牛糞の一括施用によって、夏、秋、冬作物を通して化学肥料と同等の収量が確保できた。土壌の...
摘要 シバは環境耐性が強いとされているが、それには根の生育特性、生理機能が強く関わっていると考えられる。そこで、シバの根の発達、生理機能と土壌環境の関係、根系の発達にともなう環境耐性の変化、土壌中の...
摘要 飼料イネの刈り取り適期は登熟後期である。しかし、その時期に収穫したホ-ルクロップサイレ-ジは、茎葉部消化性が低く、籾が未消化のまま排泄される問題がある。そこで、収穫時に尿素処理を行うことによっ...
摘要 飼料の調製加工・貯蔵工程には、繋ぎ作業としての人力のハンドリング作業が多数介在する。繋ぎ作業軽労化のため、8年度までに開発したバランスハンドリング機構の改良・軽量化と、被搬送物-機体質量比の向...
牛乳フレーバー向上に有用なハーブ類等の栽培と乳牛への給与技術の開発
摘要 消費者のハーブ類に対するフレーバーや健康機能性への関心は高い。そこで、飼料に適するハーブ類を検索し、その栽培、調製、給与方法を確立して、ハーブ混作自給粗飼料の乳牛への給与による牛乳の付加価値の...
摘要 乾燥した牛ふん、豚ぷんおよび鶏ふんを適当な割合で混合することにより、窒素の無機化量の調節が可能であった。混合ふんの窒素無機化量は単独ふんの無機化量に混合比を乗じた値の和と一致した。乾燥ふんは成...
摘要 酪農におけるふん尿の処理・利用方式について実態調査を行った。■飼養管理方式は、繋ぎ飼い方式(TS方式)が679件、放し飼い方式(FS方式)が130件であった。■成牛換算1頭の平均耕地面積は、TS...
摘要 微生物分解型緩効性窒素肥料および家畜ふん尿を原料とする環境保全型緩効性新資材を開発し、これらを利用して野菜等の高品質化を図る。粉末オキサミドにゼオライトとクエン酸発酵廃液を混合・成型すると、オ...
摘要 耕種農家が家畜ふん尿を利用するためには、ハンドリングや保存性の向上、肥料成分含量・肥効・腐熟度等の品質表示、作物の養分吸収特性に基づく施肥設計システムの確立などが課題である。ハンドリング等の向...
摘要 牛の敷料に堆肥を使う技術を開発するために、堆肥の乾燥特性の検討と発酵堆肥の敷料利用実態を調査した。その結果、堆肥は含水率によって水分拡散係数が異なる特徴を持つ。高湿度時に送風しても乾燥効果は期...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。10年は、乾燥後、長期にわたって凍結保存した接種源の有効性を調査するとともに、開発した接種検定法で選抜した後代の抵抗性...
飼料の調製・加工に伴う窒素成分変化の解明とその栄養的評価(238)
摘要 サイレージ調製時の発熱によって引き起こされる牧草中の成分間反応およびこれに伴う窒素成分の変化の解明並びに反応生成物の栄養生理学的評価を目的とする。10年度は、最終反応生成物である褐変物質の加熱...
摘要 食生活の多様化の中でハーブ類のフレーバーや食品機能性への関心が高まっている。給与ハーブ類の種類と牛乳へ移行するフレーバー成分の特性を解明するために、種々のハーブ類を乳牛に給与して生産される牛乳...