高温少雨条件下で安定生産可能な納豆加工適性に優れる育種素材の開発
摘要 目的:乾燥耐性を評価できる検定法を確立し、高温少雨条件下でも減収率を抑えられる育種材料を育成する。、成果:簡易検定法では従来の深根性試験より検定期間を1/3程度に短縮できた。簡易検定の結果から新...
高温・乾燥条件において安定生産可能なダイズモザイクウイルス・ダイズシストセンチュウ抵抗性および干ばつ耐性を強化した納豆用小粒品種の育成
摘要 連続戻し交雑およびDNAマーカー選抜を用いてSMV・SCN抵抗性系統「ひたち2号」「生研13号」を育成した。干ばつハウス試験および深根性試験を組み合わせた干ばつ耐性検定法を開発し、更に深根性試験の簡易検...
摘要 多用途加工適性の高い品種開発に向けて、パインアップルの小果腐敗症における爪楊枝接種法を用いた病原性簡易検定法の有効性が示唆され、ポリフェノールオキシダーゼ活性の測定法およびパインアップルの...
高温・乾燥条件において安定生産可能なダイズモザイクウイルス・ダイズシストセンチュウ抵抗性および干ばつ耐性を強化した納豆用小粒系統の育成
摘要 目的:ウイルス抵抗性とシストセンチュウ抵抗性を導入した納豆用小粒大豆系統を育成する。、成果:ウイルス抵抗性系統、シストセンチュウ抵抗性系統および両抵抗性集積系統の育成を進め、「納豆小粒」とほぼ...
摘要 野菜・果樹・花の品質劣化機構の解明と品質保持技術の開発に関しては、 a) 鮮度マーカーによる評価をホウレンソウやブロッコリーに適用する条件を明らかにするとともに、旧来のぬれ新聞紙による包装が、プ...
摘要 目的 、総合的病害虫・雑草管理(IPM)を推進するため、現場で実施できる薬剤感受性の簡易検定方法を開発する。 、結果 、ハダニが寄生しているイチゴの葉を常用濃度の薬液に浸漬し、開口した紙袋に入れて室...
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成に関しては、a) 品種「なんめい」は、茶育成系統評価試験及び輸出対応型栽培試験において、収量及び製茶品質で比較品種の「やぶきた」、「さやま...
摘要 原料用カンショに関しては、a)「こなみずき」より多収で、でん粉白度が高い「九州175号」を開発した。白度の高い低温糊化性でん粉を有する「九州167号」は、収量性がわずかに劣ったことから育成中止とした。...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)小イモで焼きいもの食味に優れ、立枯病とつる割病に抵抗性を有する「関東124号」、蒸切干の品質が優れる「関東127号」を新品種候補系統とした。2)焼酎用として、醸造適性に優れる「九州153号」および...
亜熱帯生物資源活用システム高度化のモデル試験研究(アメリカフウロ)
摘要 目的:亜熱帯生物資源の高度活用へ向けた基盤強化事業において、モデルとして雑草アメリカフウロを利用した土壌病害および雑草防除技術の実用化を行う。雑草の栽培、種子生産、製品加工、品質検査、防除効果...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)食用・加工用については、いもの外観や食味が優れ、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性を持つ「九州161号」を新配布系統として選抜した。「べにはるか」はサツマイモネコブセンチュウのレース1と3に対し...
摘要 裂開の簡易検定法を以下のとおり確立した。10.5cm黒ポリポットに赤玉土主体の培土を詰め、カンショの小苗を土中に植え付ける。ポットは人工気象室(20-28℃設定)に置き、やや乾燥ぎみに水分管理をして、試...
いも類の高品質・安定生産技術の確立 (1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ栽培で問題となっている“周皮乾腐症状”の発生要因の解明へ向けた試験を実施した。その結果、本症は、いもの肥大期全般を通じて発生し、生育前期の土壌水分が乾燥、かつ後期が湿潤状態にある...
摘要 目的:ビール醸造品質の検定を行う。ビール麦の製麦法、高酵素力、高エキス等の醸造特性を正確にかつ効率的に検定する技術の開発を行う。成果:平成17年産の1,371点の製麦試験を行い、醸造用品質を検定した...
摘要 1) 乾燥ストレス応答で機能する転写因子[シロイヌナズナ由来の活性型DREB2A (研究成果情報), トウモロコシのZmDREB2A (研究成果情報), ABA応答で働くシロイヌナズナのAREB1の活性型、およびイネのOsNAC6...
1.新品種育成強化促進事業(II期)(1)カンショ新品種の育成(iii)裂開簡易検定法の確立
摘要 赤玉土主体の培土を詰めた黒ポリポットに「ベニアズマ」のウイルスフリー7系統の小苗を挿し、人工気象室(20-28℃設定)に6週間、やや乾燥状態で管理した。その結果、標準系統に対して2系統で裂開が多発し...
1.新品種育成強化促進事業(II期)(1)カンショ新品種の育成 (iii)裂開簡易検定法の確立
摘要 赤玉土主体の培土を詰めた黒ポリポットに小苗を挿し、8週間やや乾燥状態に水分管理する簡易検定法を基本に、カリウム加用の追試験を行った。裂開は6週目を中心に発生したが、その後治癒し、8週目には減少...
摘要 発酵型ビーフンの製造に関与する微生物を特定することを目的として、ビーフン工場から採取した原料米、原料水、米浸漬水から乳酸菌及び酵母を分離、同定した。乳酸菌としてはLactobacillus属が、また酵母と...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 24 種の抵抗性遺伝子を対象としたイネいもち病菌レース判別システムを構築するため4種の遺伝的背景をもつ判別品種シリーズを開発した。また、いもち病のレースの動態変化と抵抗性の崩壊過程をシミュレーシ...