細断型ロールベーラを活用した自給粗飼料主体発酵TMRの調製給与
要約 トウモロコシサイレージを主たる粗飼料源とし、細断型ロールベーラを活用して調製したロール発酵TMRは、安定した良好な発酵品質を長期間保持することができる。泌乳牛における飼料の消化性、乳生産性は当日...
要約 早期加温ハウススダチでは夏枝が自己摘芯した日に環状切り込み処理あるいは夏枝から二次枝が萌芽した日に環状切り込みとエチクロゼート散布の併用処理を行うと、二次枝の発生を抑制する効果が高く、加温後の...
要約 夏秋イチゴ新品種「サマーフェアリー」は四季成り性品種であり、果皮色は赤で、光沢がよい。多収性で、食味も良く、果実硬度も硬いため業務用の夏秋どり栽培に適する。 キーワード イチゴ、四季成り性、夏秋...
トマトロックウール栽培における銀担持光触媒を用いた培養液殺菌
要約 本技術は、銀担持不織布を殺菌フィルターとし、蛍光灯を照射することによる銀担持光触媒を利用した培養液殺菌であり、主要なトマト地下部病原菌の効率的な殺菌が可能である。また、トマトの循環式ロックウー...
ナシ「幸水」の萎縮病軽症樹に対する土壌改良による樹勢低下の軽減効果
要約 粘質な水田転換ナシ園において、主幹周囲へ土壌改良資材を混合する部分深耕は、土壌物理性の向上等により、100cm以上の枝発生や着果を促し、樹勢低下の軽減に有効である。混合する土壌改良資材は腐植酸資材...
高親水性不織布を利用した不織布灌水法と雨よけによるイチゴ炭疽病伝染抑制効果
要約 点滴チューブと親水性の高い不織布を小型成型トレイ上部に置き、植穴に直接灌水を行う給水方法は、水滴飛散が無く、従来の頭上灌水よりイチゴ炭疽病菌の伝染を抑制し、雨よけを併用すれば、著しく高い伝染抑...
要約 イチゴ炭疽病潜在感染を検出できる石川らの簡易検定法を、輪ゴム、ティッシュ、ビニール袋という 手に入りやすい道具を利用する方法に改良しても検出が可能である。 キーワード イチゴ、炭疽病、簡易検定法 ...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
要約 本灌水法は、イチゴ育苗において、不織布を小型成型トレイ上部に置き、点滴チューブで不織布を 介して植穴に直接灌水を行うものであり、水滴の飛散がなく、イチゴ炭疽病の蔓延を防止でき、均一な 灌水及び慣...
徳島県におけるアユ集団の遺伝的多様性と放流による遺伝的影響の解明
背景・ねらい 現在,全国の各河川において毎年大量の琵琶湖産・人工産の稚アユが放流されており,今後この様な大量放流により遺伝的にも生理・生態的にも異なる可能性をもつ集団が,移植された先で在来集団と交雑...
要約 小麦共生細菌由来の低分子量糖脂質を配合した飼料を給与することにより、採卵鶏の卵殻厚が向上する。 背景・ねらい 低分子量糖脂質(lipopolysaccharide:LPSp)は、鶏胚頭頂骨及び孵化卵の大腿骨を用いた in...
要約 育成した「タラノキ徳島1号」は、初期生育の揃いが良く樹勢が強く、刺も極少ない。ふかし芽は、長く太いため重量は重たく、多収である。また、ふかし芽の毛茸がほとんどないため、ふかし芽は鮮やかな緑色で...
背景・ねらい 吉野川などのアユは好不漁の波が大きく,アユ漁業者から遡上状況,資源の実態さらには資源の予報を求める要望が多い。そこで,吉野川において,アユ資源量と年変動の規模を明らかにするとともに変動...
要約 小麦共生細菌由来の低分子糖脂質を配合した抗菌剤無添加飼料で飼育することにより、肉用鶏の育成成績及び抗病性が向上する。 背景・ねらい 近年、消費者ニーズに対応するため肉用鶏生産は、抗菌剤無添加飼料...
デジタルカメラ、イメージスキャナーを用いた画像解析法による牛枝肉脂肪交雑の評価
要約 牛枝肉格付面の画像解析データよりBMSNo.の推定が可能である。 キーワード 肉用牛、画像解析、牛枝肉、脂肪交雑 背景・ねらい 牛枝肉の格付は、1988年に牛脂肪交雑基準(BMS)、牛肉色基準等のスタンダード...
要約 土地の狭い中山間地で電気牧柵の馴致を行う場合、牛舎周辺の遊休地等を利用して、牛舎に自由に帰ることが出来る状態に牧柵を設置することにより、牛の脱柵が防止できる。 キーワード 中山間地、繁殖牛、放牧...
防根シートを用いた根域制限法によるブドウ「ピオーネ」の着色促進
要約 埋め込んだ防根シートで囲った土量530~1800Lの根域に大粒ブドウ「ピオーネ」を栽植すると、果皮の着色促進が図れる。最小土量の530Lでは、濃紫黒色の果房が最大約90%を占めるとともに、収穫期が最大10日...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
カンキツせん定枝やシイタケ廃菌床を利用したユズ搾りかすの堆肥化法
要約 堆肥舎内で腐熟途中のカンキツせん定枝堆積物やシイタケ廃菌床にユズ搾りかすを 1/2重量比混合し5~6か月堆積することにより、ユズ搾りかすの堆肥化が可能である。 キーワード ユズ搾りかす、カンキツせん...
要約 2001年6月に徳島県内のナシ産地でヒメボクトウCossus insularis(Staudinger)による被害を初めて確認した。幼虫が集団で穿孔食入するため、被害樹は衰弱し、枯死に至る。羽化は6月中旬~8月中旬にみられ、7月...