要約 タカクマホトトギスを新商材として鉢花化するためには、植物生育調節剤を利用するか、摘心処理により草丈を抑制する。また、花芽分化後の短日処理により開花を早めることができる。 キーワード タカクマホト...
要約 夏秋トマト雨よけ栽培において、4段花房あるいは5段花房を摘除することによって、中段以降の草勢が維持され、着果率が向上して、無摘除と同等以上の収量が確保できる。また、8月に集中していた収穫時期が...
要約 イチゴの底面給水による雨よけ高設ベンチ育苗は、育苗中に頭上からの灌水が一切不要であるため、炭そ病等の発生を抑制でき、頭上灌水と同等の苗の生育、花芽分化、収量が得られる。 キーワード イチゴ、雨よ...
遺伝子の定量による形質転換植物の導入遺伝子数および遺伝子型の識別
要約 競合的定量PCR(QC-PCR)法に基づく迅速で簡便な形質転換植物の導入遺伝子数および遺伝子型の識別技術の適用により、初期選抜においてコピー数及び次選抜で遺伝子型の判別がわずかなサンプルから可能となり、...
くりの超低樹高栽培における優良結果母枝確保のための夏季せん定
要約 くりの超低樹高栽培において、新梢伸長期の7月中旬に翌年必要とする結果母枝数の2倍量(約60本)の結果母枝候補枝を残し他を全てせん除する夏季せん定により、優良な結果母枝が得られるとともに冬季せん...
要約 鶏ふん堆肥(採卵鶏、副資材なし)の窒素無機化量は、短期的には乾物あたり窒素含量と相関が高く、遅効的(地温30℃、4~20週に相当)画分は鶏ふん堆肥の窒素含量に関わらずほぼ一定である。このことから、鶏...
要約 堆肥中水溶性肥料成分のアンモニア・硝酸・リン酸・カリは、小型反射式光度計を用いることにより簡易分析が可能である。 背景・ねらい 家畜ふん堆肥のリサイクルを推進する上で、堆肥中肥料成分を踏まえた施...
各種有用微生物を用いたトマトとホウレンソウのFusarium
要約 植物生育促進菌類(PGPF)、Humicola 菌を育苗期に処理することによりトマト萎凋病、根腐萎凋病及びホウレンソウ萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい トマトとホウレンソウの生産現場では土壌病害が重...
要約 斜度15度程度までの傾斜地におけるレール走行式管理機導入を前提としたテラス式茶園の整備条件は、うねの長さが30~50mで9本以上、ほ場勾配は8度以下、法面高は5m以下である。経営モデルにおいて茶園造成に...
要約 新しい鉢花用バラ品種スイングベルを交雑育種により育成した。花色は鮮橙色、花形は丸弁平咲きで、夏期の高温時でも花色の退色はほとんど無く、鮮明である。花弁の劣化が遅く、観賞期間は比較的長い。 背景...
要約 トマト養液栽培で、3~7月に1回あたり1分間の葉面が濡れない程度の細霧処理を行うことにより、処理中の平均気温は2℃低下する。これにより、トマトの草勢、着果率、1果重及び収量は向上し、生理障害果は減少...
要約 もも樹の凍害は、樹体内の糖含量が少ない幼木期に発生が多く、主幹部の地上60cm以下の南側日射面に発生しやすい。また、早期落葉によって糖含量が減少した樹や主幹部に傷害を受けた樹では凍害発生が助長され...
要約 かき「富有」を9月下旬(着色開始期)からビニルハウスで被覆保温し、中の最高温度を20-30℃の範囲で管理をすると、成熟が抑制され、12月中旬に収穫できる。さらに、生育期間の延長により果実も大果となる。 ...
要約 かき「陽豊」の促成栽培では、1月中旬に被覆し、最低温度を15-20℃で加温管理すると、7-9月収穫ができる。果実は着色良好で、糖度が高く食味も良く、日持ち性に優れる。 背景・ねらい かき「陽豊」は、平成2...
要約 1月中旬加温開始の甘がきの促成栽培による生育促進反応は、早生・中生品種が良好で、収穫期が60-70日前進する。また、促成栽培した果実は露地栽培の果実と比べて高糖度となり、食味も良好である。 背景・ね...
要約 岐阜地鶏を再交配して在来種血液百分率を高めた雄から作出した新しい肉用奥美濃古地鶏は現行型のものより4%程度体重の減少が見られる。しかし、飼料要求率、肉質、食味等について大きな差は認められず、特定...
要約 単体アミノ酸およびフィターゼを添加した低蛋白室低リン飼料を採卵鶏に給与したところ、大雛期の発育及び産卵期の生産性に悪影響を与えることなく、窒素排泄量を約30%、リン排泄量を約30%低減できた。 背景...
要約 家畜ふん尿堆肥は高温・高圧水蒸気処理とプレス操作で板状に成型できる。この製品は、水中においても膨潤が少なく、土壌中でもその形状が6ヶ月以上維持される。また、肥料成分の溶出速度は遅く、降雨による...
要約 良食味、難穂発芽性、耐冷性極強の「ひとめぼれ」を奨励品種に採用し、県北部飛騨高冷地帯における稲作の熟期分散と産米の良食味化を図る。 背景・ねらい 飛騨盆地を中心とした本県高冷地帯の水稲品種は、「...
要約 ニカメイガの交信撹乱を目的に性フェロモン剤(ディスペンサー) 250本/ha(少発生時 125本)を水稲移植期(早植:5月中旬、普通植6月中下旬)から約3ヶ月間、5~13ha(周囲が防除されていれば1ha)の水田に...