摘要 i)新形質稲として、低グルテリン系統「関東216号」を開発した。本系統は良食味であり、腎不全患者の病態食用等として適応性を検討する。ii)登熟温度非応答性変異系統候補coiの澱粉特性の変動、アミロース含...
摘要 夏そば型の9品種を用い、3つの播種期で栽培し、抗酸化能について調査した。品種間差、播種期の影響は小さかった。品種内個体間変異に富む可能性が示唆された。ネパール原産の品種、「Phapal」は抗酸化能は...
摘要 暖地向けのリポキシゲナーゼ完全欠失(リポ欠)大豆「エルスター」を12年度農林登録予定。また有色大豆種皮(黒・茶)の有する機能性とリポ欠大豆の利点を兼ね備えた、新形質大豆の育成は、F2種子をSDS-PAGE...
摘要 抗酸化能の高い遺伝資源や品種を効率よく育成するために、抗酸化能を測定する簡易法を開発した。簡易法を用いると、1日50点程度の試料を測定でき、育種に応用できると考えられた。この簡易法を用いてそば遺...
作物の生育・品質と関連する機能性物質の代謝および組成の解析(250)
摘要 植物体内の機能性物質(品質関連成分)の制御は高品質作物の生産技術確立のために不可欠である。本研究では、アントシアニン、糖、有機酸、ビタミンCについて、種々の質量分析を用いて定量法および安定同位...
摘要 種皮が有色のリポ欠大豆の育成に関しては、F3種子についてリポ欠のものを選抜し、F4を養成した。7S貯蔵蛋白質欠失(7S欠)大豆育成のため、「フクユタカ」に戻し交配を行ってきた系統はB10F2種子...
摘要 甘しょには食物繊維、ビタミンCなどが相対的に多く含有され、機能性食品としてその遺伝的強化が期待される。このため、甘しょの食物繊維及びビタミンCの簡易評価法の開発、高食物繊維・高ビタミンC品種の...
摘要 育成した高リグナン含有系統の種子を20%混入した飼料でラットを2週間飼養した。ラットの肝組織における脂肪酸代謝酵素の活性は、対照のコーン油添加区や、セサミン含有量が約半分であるゴマ在来品種(真...
作物の生育・品質と関連する機能性物質の代謝および組成の解析(235)
摘要 植物に含まれる機能性物質アントシアニンの作物中の生成代謝における植物種や栽培上の特性を明らかにする。アントシアニン生成量の異なるカンショ品種における収量性と窒素固定能の関係を15Nの自然存在比か...
作物の生育・品質と関連する機能性物質の代謝および組成の解析(250)
摘要 植物体内の機能性物質(品質関連成分)の制御は高品質作物の生産技術確立のために不可欠である。本研究では、アントシアニン、糖、有機酸、ビタミンCについて、種々の質量分析を用いて定量法および安定同位...
摘要 資源作物の第3次機能の検索手法を開発するため、草食性原生動物の長期連続培養装置を開発し、大豆、米粉などを投与した研究成果を国際学会で発表し、国際特許を取得した。第3次機能性成分の分析の前処理法...
摘要 近年カロテンやアントシアニンの鮮やかな色だけでなく機能性が消費者の関心を集めている。かんしょにおいても、主に九州地域でカロテンやアントシアニンを含む品種が育成され、関東・東海地域でもこれらの品...
摘要 ソバ等資源作物は、嗜好性に非常に優れた伝統的な食品を生み出す素材であり、近年では健康志向の高まりからこれらのもつ機能性にも関心が集まってきている。そのうえに、転作作物としても注目されている。こ...
摘要 近年、我が国の高齢化社会が急速に進展する中で、食に対して積極的な健康の維持増進機能を求める消費者ニーズが高まっている。機能性に富んだそばが育成されるとそば需要が高まると考えられる。そこで、機能...
摘要 九州の平地においては大規模な大豆の集団栽培が行われ低コスト、高収量を得ている反面、中山間地域においては集団化ができず、大型機械の導入が難しいため、付加価値の高い特色のある品種の導入が期待されて...
摘要 果樹の健康機能性に注目し、糖尿病、高脂血症などに関与している脂肪細胞の代謝活性の低下を予防・改善する作用を検討する。前駆脂肪細胞を培養し脂肪細胞へと分化する過程に果樹抽出物を添加し分化へ及ぼす...
摘要 木炭の多孔性、吸着性等の特性を活かし、土壌改良材、水質浄化材、調湿材等として木炭が燃料以外の炭素材料として使われだし、その需要量も漸増しつつある。しかしながら、それらの用途に対する木炭の機能に...
摘要 九州における重要な畑作物であるかんしょについて、食用、でん粉原料用及び多機能性を有する新品種育成のための選抜試験を実施する。平成9年度は生産力検定、耐病虫性検定、品質評価などの試験を行った。そ...
摘要 暖地農産物の一層の需要拡大を図るためには、暖地農産物に含まれる機能成分やその他の有用成分を活かした高付加価値加工食品の開発が必要である。一方、近年の消費者は健康志向にあり、健康効果が期待できる...
摘要 農産物中の3次機能性を利用して高付加価値化を図るための検索手法の研究過程で、新しく開発した試料調製法を利用して、8年度はエクストルーダー型超低温破砕法(CDE法)を開発した。9年度は、技術の実...