摘要 (1)きのこ由来ウイルスの白紋羽病菌への導入に成功した。白紋羽病菌由来のウイルスがリンゴ腐らん病菌等別種病原菌の病原力低下能を有することを明らかにした。担子菌類(紫紋羽病菌)から世界で初めてEndorn...
e.高収益な果樹生産を可能とする高品質品種の育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 食味が良く栽培性に優れる日本なし、くり、核果類等の新品種の育成においては、(1)交雑および交雑実生約4,000の特性評価と選抜を進め、その結果として以下の成果を得た。(2)渋皮が簡単にむける画期的な日本...
j.果樹の育種素材開発のための遺伝子の機能解析及びDNA 利用技術の開発
摘要 (1)なしおよびりんご由来のSSRマーカーを新たに約250種類開発し、西洋なし品種「バートレット」、「ラ・フランス」の飽和連鎖地図を作成した。これらの地図には、約200種類の共優性マーカーが位置付けられて...
摘要 目的:公開されている果樹の発現遺伝子情報に対し、相同性を網羅的に解析することで、手持ちのりんごEST情報の特性を明らかにする。また、最も少ないDNAマーカー数で全ての品種を判別する。成果:リンゴ、カ...
果樹ウイルス・ウイロイド検出のための診断技術の開発 3)カンキツウイルス簡易診断キットの開発およびカンキツウイロイド感染実態の解明
摘要 目的:カンキツウイルスであるリンゴステムグルービングウイルス(ASGV)のモノクロナール抗体を作出することで簡易で迅速な診断キットを開発するとともに、カンキツウイロイドの保毒状況を解明し、健全な苗木...
リンゴJM台木等わい性台木による主要品種の生育制御の特性評価
摘要 i)カンキツ「西之香」はヒリュウを台木にすることでコンパクトな樹形が維持でき、高糖度になることを明らかにした。ii)リンゴのカラムナータイプにおける台木別の生育について、Jm7は果実品質が良好で、収量...
摘要 i)ブドウの晩腐病接種検定法を確立し、大粒で品質良好な耐病性育種母本1系統を選抜した。また、農薬無散布圃場での黒とう病・べと病発生程度からブドウ104品種・系統の抵抗性程度を判別し、複合抵抗性の有望...
摘要 i)ウメ自家和合性個体の選抜を目的に、交雑実生258個体を獲得した。ii)東海・近畿・四国地方由来の在来ナシ22品種のS遺伝子型の決定と新規S遺伝子型2種類を検出した。その遺伝子型から四国地方由来の在来品...
摘要 気候温暖化の影響解明の課題では、カンキツは2℃の温度上昇で異常落果が助長されること、花芽の休眠が浅くなることを明らかにした。16年度までに開発したリンゴ着色能力簡易評価法を用いて、既存の‘秋映’等中...
病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 カンキツの早期開花遺伝子を導入したカラタチの交雑種子を播種し、早期開花性が次代に伝達することを確認した。プロモーター領域の評価を進め、組織特異的な発現を示すものを得た。温州萎縮ウイルス関連遺伝...
摘要 Rupestris stem pitting-associated virus のRT-PCR検出法を改良して栽培ブドウ樹調査に利用した結果、本ウイルスの巨峰やピオーネのルゴースウッド症状への関与が示唆された。また、ブドウ葉巻随伴ウイルス...
摘要 DNAマーカーの利用による育種の効率化が期待されている。リンゴ育種においてDNAマーカーを実用的なものとするため、果実形質に関連したマーカーを数多く開発することを目的に試験を行っている。イネ、カン...
摘要 i)静岡県三ヶ日町での疫学調査から、血中β-クリプトキサンチンによるHDLの上昇、飲酒や高血糖が誘発する肝細胞の障害に対する予防、インスリン抵抗性の改善等の効果のある可能性が高いことを把握し、ミカン...
バラ科果樹等における高密度遺伝子地図作成のための各種分子マーカーの開発
摘要 モモのゲノムDNAから合計76種類のSSRマーカーを作成し、そのうち品種判別に有効であった17種類を果実加工品分析に改良した。また、主要ニホンナシ栽培品種の分子マーカー遺伝子型を決定し、これまでにナシで...
摘要 目的、計画: ・西洋なし、おうとうにおいて早期開花遺伝子の導入により生殖器官(花・果実)で発現する遺伝子の機能解析を短期間に行う。 期待される成果: ・生殖器官における発現遺伝子を短期間で解析...
リンゴ及びカンキツにおける果実品質の高精度非破壊評価技術の開発
摘要 i)携帯型非破壊分析装置によるカンキツの糖度及び酸度の高精度計測を可能とするため、カンキツ4品種における3年間のデータに基づき新規検量式を案出した。ii)リンゴについては携帯型装置を用いた樹冠内の...
病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 i)リンゴ由来ストレス耐性SPDS遺伝子を導入したブドウの形質転換体を作出した。また、カンキツかいよう病菌の病原力に関与する遺伝子発現タンパク質に対する抗体遺伝子を作成し、それを導入したカラタチ形質...
摘要 i)果樹栽培において温暖化に起因すると推定される変化・現象等を整理・把握するとともに、地域で現在とられている対策技術等を調査した。ii)「不知火」を含むカンキツの生理落果は、葉果比が小さい場合、...
リンゴJM台木等わい性台木による主要品種の生育制御の特性評価
摘要 i)カンキツ「あまか」はヒリュウを台木に用いることでコンパクトな樹形が維持でき、高糖度になることを確認した。ii)リンゴのカラムナータイプの生育は、台木にJM2及びマルバカイドウを用いると樹勢が強く、...
病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 i)これまで形質転換体の作出が困難とされていたブドウ「巨峰」の形質転換技術を開発した。グルカナーゼ遺伝子導入ブドウ形質転換体を作出した。リゾチーム遺伝子導入ブドウにうどんこ病耐病性個体は認めら...