要約 トマトの施設栽培において、不耕起・平畝栽培により、省力化や労力の軽減化が可能であり、収量・品質面とも慣行栽培と同等の生産が得られる。 背景・ねらい トマトの半促成栽培における10a当たり作業所要...
要約 装置が安価で栽培容易なトマトの隔離床利用養液土耕システムを開発した。本システムは、市販プランターに埴壌土とピートモスまたはやし殻チップとを等量配合したものを12リットル詰め、培養液を灌注で供給す...
要約 カンキツ新品種候補「口之津19号」は、育成系統「清見×アンコールNo.2」に「マーコット」を交雑し、育成したタンゴールである。大果で肉質は柔軟・多汁、芳香があり、高糖度で食味良好な少核品種である。2...
チリカブリダニを導入した施設栽培きゅうりにおけるワタアブラムシの防除法
要約 チリカブリダニを導入する場合のワタアブラムシの防除法として、導入する以前は、イミダクロプリド粒剤やオレイン酸ナトリウム液剤などでワタアブラムシの密度低下をはかり、導入後はチリカブリダニに影響の...
要約 ヘデラの主要な46品種の中では、`ピーター'、`シマー'、`エメラルド・ゼム'、`サーク'、`フルール・ド・リス'などの5品種が切葉栽培に適する。 背景・ねらい 近年、市場等からの要望に、花のアレンジメント...
要約 年間を通して高品質生産が可能となる施設キュウリの短期採り栽培を組み合わせた周年生産方式において、各作期に適した品種の品種特性として親づるの節成り性、子づる・孫づるの伸長程度、及び上物収量などが...
要約 高温条件下での半つる性サヤインゲンの結実不良や生育不良さや発生の要因は、葯の形成が不良になるとともに花粉機能の低下に由来する。 背景・ねらい 半つる性サヤインゲンはハウス栽培(無加温半促成、無加...
侵入害虫マメハモグリバエの在来寄生蜂相解明とその図解検索の作成
要約 近年日本に侵入したマメハモグリバエの在来天敵寄生蜂相を調査し,4科28種を確認した。これに生物農薬として利用されている導入寄生蜂1種を加えた29種について,分類の専門的知識がなくても同定できるよ...
要約 70kg/cm2の高圧ポンプと特殊ノズルで噴出した人工霧は、直径10ミクロン以下の微細粒子が多い。この霧を夏季の茶園上空に漂わせると、昼間の葉温は低下し、新芽の生育は促進させる。 背景・ねらい 防霜用人工...
ナスの灌水同時施肥(養液土耕)による土壌及び作物体中硝酸濃度の適正管理技術
要約 半促成ナスにおける灌水同時施肥(養液土耕)栽培は、生産性の向上を図ることができるとともに、窒素施肥量を削減し、養分の利用率を向上させ、環境負荷を軽減する効率的な施肥管理が可能である。 背景・ね...
要約 静電散布によるメロンうどんこ病の防除は同じ無人防除の常温煙霧と優るか同等である。手散布と比較してもやや劣るか同等である。また、薬剤の種類、剤型により防除効果に差があり、乳剤の効果は水和剤と比較...
要約 日本なし「幸水」の施設栽培における夏季高温時に、細霧冷房によって棚面温度を3~6℃低下させることができる。 背景・ねらい 日本なし「幸水」の施設栽培では、夏季の施設内温度が高温になり、呼吸の増加に...
マサ土施設畑における被覆肥料を利用したトマトの全量基肥減肥栽培
要約 保肥力の小さいマサ土施設畑におけるトマトの半促成裁培で、被覆複合肥料(窒素7~8㎏/10a)を全量基肥施用すると、収量・品質は配合肥料を基肥と追肥(窒素10㎏/10a)で施用する場合と同等であり...
要約 ‘刀根早生’の普通加温栽培では露地栽培に比べ満開から収穫までの日数を20日程度長くすることにより軟化の発生が減少し、日持ち性が向上する。 背景・ねらい 施設栽培‘刀根早生’では、作型、収穫時期によっ...
施設栽培ホウレンソウでの土壌微生物的手法による根圏環境の評価
要約 施設栽培では土壌中の無機態窒素濃度が高い程、呼吸活性、及び糸状菌微生物相多様性が低下し、ホウレンソウの根重も低下する。 背景・ねらい 土壌の生産性を維持するためには、根圏環境の適正化が最も重要で...
要約 高品質ナバナ「はるの輝」は、子葉展開時の苗を5度、60日間春化処理することにより、緩行栽培に比べて、収穫期が大幅に早まり、価格的に有利な2~3月の早春どり作型が可能となる。 背景・ねらい 高品質ナバ...
要約 畑水分条件の土壌溶液中の無機イオン濃度を中空糸を用いて,土層を乱すことなく計測する手法を黒ボク土で検討し,体積水分率が約37%(含水比 約59%)以上であれば本法により土壌溶液濃度が定量できることが明...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 従来カキに寄生しなかったワタアブラムシが、施設栽培のカキに発生している。発生時期により体色に変化があり、葉の硬化後に発生した黄色のワタアブラムシは多くの殺虫剤に対し薬剤抵抗性の発達がみられる。...
長期の高濃度炭酸ガス処理による果樹の光合成効率の上昇とその維持法
要約 高濃度炭酸ガス条件下のブドウの光合成速度は上昇するが上昇程度はしだいに低下する。その一因としてRubisco酵素活性の低下がみられた。光合成効率の維持には窒素の施用が有効である。 背景・ねらい
樹...