要約 施肥量削減が水ナスの収量に及ぼす影響には系統間差があり、一律の施肥基準による施肥量削減は難しい。また、施肥量削減により水ナスの果形は細長くなる。 キーワード 水ナス、施肥量削減、系統間差、果形 ...
水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチを利用した着果促進効果
要約 水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチの放飼は、着果促進効果が認められる。ホルモン剤との併用と比較して果実の肥大速度は劣るが、種子の発達は顕著ではない。 キーワード 水ナス、マルハナバチ、着果促...
要約 シュンギクの種子を低温保存すると、心枯れ症の発生が減少し、その障害程度も軽減する。一方、種子を高温保存すると、心枯れ症の発生が増加し、その障害程度も甚だしくなる。 キーワード シュンギク、心枯れ...
要約 水なすを漬込む前に果皮をもみ殻で軽く摩擦し、傷を付けることにより、果皮へのアルミニウム(Al)の浸透不足を解消し、部分的に紫色や茶色を呈する水なす漬の色むらを防止できる。 キーワード 水なす漬、果...
要約 大阪府泉州地域の特産野菜である水ナスは漬物加工品が全国的に消費されるようになり、生産も増大している。しかし、加工に適した高品質原料の安定供給が困難なため、施設栽培の拡大等による秀品率の向上と高...
水稲再生紙マルチ栽培と小豆省力機械体系を組合わせた複合経営の経済性
要約 水稲は、黒色軽量再生紙マルチ栽培による米の付加価値販売により、収益の増加が望める。小豆は、畝立播種と大豆・ソバ用コンバインの利用により、労働時間が約6割となる。これらの2つの技術の組合せにより、...
中山間地水稲移植栽培における黒色軽量再生紙マルチの雑草抑制効果
要約 黒色軽量再生紙マルチ(90g/m SIZE=-1>2 )は、中山間地においても実用的な雑草抑制効果と収量性があり、従来の黒色再生紙マルチ(120g/m SIZE=-1>2 )と同様に利用できる。 キーワード 軽量再生紙マルチ、中...
要約 野生ホンシュウジカ肉の特性は他の家畜に比較して低脂肪で、鉄含量は多く、色調は濃く、褐色化しやすいが、ブルーミング時間は他の食肉とほぼ同じである。 背景・ねらい 近年、生息密度維持のために、ホンシ...
要約 農業用水路に21種類の水生植物などを植栽し、収穫期まで栽培できた9種類の植物体の窒素をケルダール法により分析した結果、シュロガヤツリ、パピルスが用水中の窒素を多量に吸収していて、これらの植物体は...
要約 青枯病菌の土壌からの検出に際して増菌操作を加えることにより、青枯病菌を従来型の希釈平板法よりも高い検出率で把握することができる。また、増菌液の抗血清反応の有無により、短時間で土壌診断が可能とな...
フィプロニル粒剤(1%)の播種時覆土前処理および床土混和処理によるイネシンガレセンチュウの防除
要約 イネシンガレセンチュウに対して、フィプロニル粒剤(1%)の播種時覆土前処理および床土混和処理(50g/箱)はベンフラカルブ粒剤(5%)の移植当日の育苗箱施用(60g/箱)とほぼ同程度の防除効果が得られる。...
要約 ダイズに寄生するカメムシ類を、株が入る程度の捕虫網(70cm×35cm、深さ30cm)上に払い落とすことによって、生息密度を簡便に調査できる。 キーワード ダイズ、カメムシ類、払い落とし調査、生息密度 背景・ね...
果実特性選抜とDNA多型検出による青枯病抵抗性水ナスの育成法
要約 水ナスとナス青枯病抵抗性の「DMP」との戻し交雑体系統において、果実特性による選抜を行った後、それらの個体のDNA多型検出を行い、DMPの遺伝子の割合の多い個体をさらに選抜すると、ナス青枯病抵抗性の水...
ナス青枯病抵抗性に関するDNA多型のSTS化プライマーの作成法
要約 ナス青枯病抵抗性の「DMP」の培養変異体を用いて、シークエンスゲルを用いたDIG-RAPD法により抵抗性に関する多型バンドを検出する。アガロースゲルによる電気泳動で安定的に遺伝子診断ができるように、STS化...
要約 マンゴー葉に発生する黄化症状の要因とされる鉄欠乏症の正確な診断方法としては、全鉄測定法と比較して、オルトフェナントロリンを使用する二価鉄測定法が簡易で優れている。沖縄県農業試験場・宮古支場・園...
要約 花壇苗用土に多孔質である木炭を混合すると、鉢底からの肥料成分流亡を抑え得る。用土のパーライト混合割合30%のうち、10%を木炭に置き換えることで、ビンカの生育を減退させることなく硝酸態窒素流亡量を減...
三尺系「あさかぜ」と半白系「毛馬」キュウリの雑種F1系統の形質変動
要約 「あさかぜ」と「毛馬」キュウリの雑種F1系統の果実収量は「毛馬」より高くなるが、果実長が短くなる。種子の大きさ、果実形、果色及びテクスチャーはF1系統で分離し、果肉部および胎座部の歯切れが低下する...
要約 新大阪あひるを農家で肥育し流通業者で解体処理する実証試験を行った。肉用あひるに比較して、と体重とムネ肉の歩留まりは低かったが、正肉に占める筋肉の割合は高く脂肪の割合が低い低脂肪性と、肉色が濃い...
要約 「アカナス」と「カレヘン」の体細胞雑種の中から、低温伸長性、草勢、根張りに優れた系統を選抜した。選抜系統の自殖第1代「羽曳野育成1号」は、水なす用台木として特性に優れ、収量性が向上する。 背景...
要約 ソバ用コンケーブを装着した大豆・ソバ用コンバインにより、小豆を一斉収穫すると、穀粒損失10%程度の収穫精度で作業が可能である。 背景・ねらい 従来の収穫体系では産地の維持は困難である。一方、大豆...