根部エンドファイト活用によるアスパラガス連作障害回避技術体系の開発
摘要 (1)佐賀県をはじめとする西南暖地など様々な土壌・気象条件下にあるアスパラガスの連作障害発生圃場と隣接する健全生育圃場の土壌について、PCR-DGGE法を用いてフザリウム群集構造を解析し、本解析法の普...
根圏環境制御による土壌菌媒介性ウイルス病害の発病抑制技術の開発
摘要 (1)現地汚染圃場において、10月に窒素の基肥量と時期を変えて複数品種の球根を植付け、土壌のpH、EC、窒素濃度等の変化を随時計測する。翌春にウイルス感染率と球根収量を調査する。亜リン酸資材の効果検...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 土壌微生物・病害虫の診断技術の開発に関しては、a)ダイコンのキタネグサレセンチュウについて、土壌締固め法を介したリアルタイムPCRによる新規検出手法は、従来のベルマン法に比較して精度が高く、被害の...
摘要 、 、 コマツナ、チンゲンサイ、コカブを12/1~1/5に4回に分けて播種したところ、露地トンネルでは2/7~3/23、無加温ハウスでは2/25~4/6の連続収穫ができた。露地トンネル栽培が無加温ハウス栽培より、収...
摘要 県産野菜の生産量が少ない冬期間に実需ニーズが見込まれる品目の生産技術を検討した。 、キャベツでは、加工業務用として11月に収穫できる品種として「輝吉」、12月に収穫できる品種として「彩音」が選...
葉根菜類の加工・業務需要に対応できる周年安定生産システムの開発
摘要 作柄推定・出荷予測システムの開発に関しては、a)高温がキャベツの結球不良に及ぼす影響に関しては、結球開始期~結球葉数約20枚の期間が高温遭遇危険ステージであり、この期間に継続的な高温により脇芽の成...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発については、a)ジャガイモモップトップウイルス汚染土壌を潅注接種し、ジャガイモ塊茎褐色輪紋病を効率的に発病させる実験系を作製した。b)コムギ縞萎縮ウイルスの媒介...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 なす科作物の重要形質に関与するDNAマーカーの開発に関しては、1)なす単為結果性遺伝子の選抜マーカーについて、これまでに見出された3つのQTL領域のうちもっとも効果の大きい領域を挟む1対のSSRマーカー...
加工・業務用葉菜類の多収・低コスト・省力栽培技術の確立と産地育成
摘要 徳島県の加工・業務用野菜のキャベツ、レタス、ホウレンソウは最近取り組まれ始めたばかりであり、安定した生産物の供給がなされていない。そこで、加工・業務用野菜の安定的な供給を行うため、キャベツ、ホ...
摘要 目的:多発する連作障害に対して、複合抵抗性(レタスビッグベイン病+べと病抵抗性)品種や輪作作物の導入などの耕種的な手法を主体にして安全で持続的な生産技術を確立し、全国屈指のレタス大産地の維持を図...
摘要 目的:温暖化・炭酸ガス濃度上昇がレタス、ブロッコリーの生育に及ぼす影響メカニズムを解明する。 成果:レタス品種「Vレタス」、「ルシナ66」、「シナノパワー」の生育モデル作成のための生育デ-タを気...
摘要 キュウリ、トマト、レタスを生食する場合のおいしさに関わる要因について、これまで得られた成果を整理し、「加工・業務用野菜の品質評価法マニュアル集」にまとめた。さらに、レタスの苦味はドレッシングの...
実需者ニーズに対応した暖地レタスの省力低コスト生産方式による連続出荷のための作付け体系確立と経営評価
摘要 暖地における加工・業務用レタスの省力低コスト生産方式による連続出荷のための作付け体系を確立するため、作付け時期、保温方法別に定植から収穫までの日数を調査し、結球開始期以降の乾燥時のかん水の効果...
摘要 1.遺伝的均一性が高い熱帯系中国種の大造と、広食性実用素材である日本種系統(日01号)を用い、染色体置換系統を作出するため、最大戻し交雑第8世代(BC8)まで進めた。2.生糸の光沢は、繊維に対する直...
摘要 化学分析による呈味成分評価法、物理的計測による食感評価法の開発では、1)トマト、きゅうり、レタスを生食する場合のおいしさに関連する食味・食感要素を整理し、それぞれに対しての理化学的評価法を提示...
v.南西諸島における島しょ土壌耕地の適正管理、高度利用を基盤とした園芸・畑作物の安定生産システムの開発
摘要 1)島しょ特有の土壌における養分動態を解明に関しては、21年度に極強酸性の国頭マージ土壌において、堆肥から放出されるリン酸の量に応じてそばの生育が向上したが、収量を確保するための堆肥の施用量はリ...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)粗大有機物を利用した炭酸ガス施用によるトマトの多収技術の開発では、10t/10aまでは稲わら施用量が多いほど多収になること、N成分で稲わら1tあたり5kgの硝安水溶液を予め散布してから土壌に混和すれば...
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発
摘要 1)業務用大玉キャベツの一斉収穫技術の開発では、遮光率30%程度の遮光資材の浮きがけによって、キャベツ球の生育を維持しつつ裂球を抑制することが可能であることを明らかにできたが、裂球だけが一斉収穫...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...