摘要 (1)キンギョソウ切り花において、糖質処理により花弁の発色と色素合成系遺伝子の発現がどのように変化するか調査する。トルコギキョウ等において、オーキシン処理が開花径に及ぼす影響について、花弁表皮...
国産ラズベリーの市場創出および定着のための生産・流通技術の開発
摘要 (1)雨よけ被覆と新たな根域制限様式との組み合わせ栽培により、前年度と異なる値を設定した灌水開始点が樹体生育及び果実品質に及ぼす影響、二季成り赤色ラズベリー品種‘サウスランド’の冬季せん定方法、...
RNA篩管長距離輸送機構による接ぎ木園芸作物の新規品種改良技術の開発
摘要 篩管輸送RNAの導入により、接ぎ木を介して穂木にも矮性をもたらすリンゴ台木品種のマルバカイドウ台木を作出した。ウイロイド病抵抗性を台木から穂木に付与するシステムをタバコで実証する等篩管輸送RNAの機...
(1) 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1. 今期から開始したゲノム解析支援において、研究所内外との連携によって、イネ、ダイズ、ユスリカ、ウンカ、リンゴ、スギ、トマト、ネギ、キク、カーネーションにおいてゲノム配列解析、発現遺伝子解析...
摘要 クロマグロについて改良型担架型容器で輸送試験を実施したところ、生残率を大幅に向上させることに成功した。飼育時の光条件が生残や健全性に与える影響を調べるため、当歳魚を用いて3色(茶、灰及び青)で...
イネのケイ酸輸送とアルミニウム耐性に関与する遺伝子の単離と機能解析
摘要 根特異的に発現する遺伝子のプロモーター制御下でイネケイ酸トランスポーター遺伝子Lsi1をケイ素非集積植物であるシロイヌナズナに導入した結果、ケイ酸の集積が高まった。またイネの生殖成長期においてLsi6...
g.自給飼料の高度利用による高泌乳牛の精密飼養管理技術と泌乳持続性向上技術の開発
摘要 1)飼料栄養素の吸収機序の解明に関しては、21年度に第一胃揮発性短鎖脂肪酸(VFA)の吸収活性があるナトリウム依存性モノカルボン酸供輸送体1(SMCT1)の第一胃上皮基底側細胞での局在を示し、その細胞を...
2111 稲わら等の域内輸送を支援するマテリアルハンドリングに優れた搬送システムの開発
摘要 稲わらの低コスト収集・輸送システムを構築するため、稲わら圃場乾燥モデルを作成し、システムダイナミクス解析を行って機械台数等の最適化を検討した結果、温暖地の茨城県では乾燥わら6万tを15円/kg以下で...
1431-1 高バイオマス量サトウキビの生産と砂糖・エタノール複合生産プロセスの最適化
摘要 砂糖・エタノール複合生産を実現するため、その圧搾からエタノール生産までの製造プロセスを最適化するため、稼働中の製糖工場を用いた圧搾試験と大規模試験プラントによるエタノール製造試験を実施した。Ni...
摘要 イネの菌根共生に重要な量的形質遺伝子座を解析するためには、菌根菌によって著しい生育促進を示すインディカ型イネの1系統と非応答性のコシヒカリ等日本型イネの交配系統を作る必要があることがわかった。...
b.寒冷・冷涼気候を利用した夏秋どりいちご生産技術と暖地・温暖地のいちご周年生産技術の確立
摘要 寒冷・冷涼気候を利用した夏秋どりいちごの高収益生産の実現に向けて、1)「盛岡35号」について初年度の系統適応性検定・特性検定試験を実施し、各検定場所から良好な評価を得た。また、四季成り性および一...
摘要 篩管液中のカドミウム濃度をイネ品種間で比較した。地上部へのカドミウム移行の異なるイネについて根、組織・細胞レベルのカドミウム分布を測定した。重イオンビーム照射コシヒカリのM2代を、玄米のCd濃度で...
1 新品種の開発(3)園芸作物の新品種の育成と選定 (1)いちごの新品種育成(昭44~) ア. 促成用新品種の育成
摘要 目的:1月下旬から収穫が可能で、果実が大きく、食味良く、輸送性・日持ちの良い耐病性多収品種を育成するため、交配及び選抜系統の特性を検討する。また、いちご萎黄病・炭疽病などの接種検定により、耐病...
豚の優良遺伝資源の安全な流通、生産性の飛躍的向上を可能とする保存・活用に関する研究
摘要 (1)PCV2,PRRSV,及びADVの各ウイルスの付着場所と検出方法が確立できた。まず,ウイルスの除去はPercoll密度勾配遠心法にて検討し,その濃度が50%の時が凍結精液作製に応用できる範囲で,精液洗浄と組み合...
国内に発生したプラムポックスウイルスの効果的な撲滅と再侵入阻止技術の開発
摘要 (1)ダイコンを含むモデル輸送によるコスト縮減および環境負荷低減効果算定のための調査を実施した。バルクコンテナをダイコンへ利用した際の、段ボール製スリーブの耐久性評価を実施し、繰り返し可能な回...
摘要 (1)キンギョソウにおいて、切り花を高温(36℃)で保持するとアントシアニンと糖質濃度は低下し、アントシアニンの色素生合成に関与する6種類の遺伝子の発現は低下することを明らかにした。(2)スプレー...
RNA篩管長距離輸送機構による接ぎ木園芸作物の新規品種改良技術の開発
摘要 リンゴ台木品種マルバカイドウへ矮性化等の遺伝子を導入し、接ぎ木を介した台木から穂木へのphtRNAによる穂木形質の改変を試みた。ウイロイド抵抗性作物の開発について、転換体系統を獲得し、抵抗性の確認、...
イ 消費者ニーズに対応した農畜産物の供給に寄与する農業機械・装置等の開発
摘要 1)青果物の貯蔵性への影響要因の解明では、果柄を把持することでいちごを固定するトレイと固定されたいちごを覆うように収容するふたから構成される6個詰めの容器と個別包装容器を開発し、輸送時の打撲等...
b.花きの品質発現機構の解明とバケット流通システムに対応した品質保持技術の開発
摘要 花弁細胞肥大機構とプログラム細胞死の生理機構の解明に関しては、1)オリエンタル系のゆりから細胞肥大に関与するエクスパンシンとXTHの遺伝子を単離し、発現を解析した結果、これらの遺伝子の発現パター...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...