要約 ケルセチンはタマネギに豊富に含まれる機能性成分の一つであるが、ラットに脂質あるいは乳化剤と同時にタマネギを給餌する時、血漿へのケルセチン代謝物の蓄積が高まる。 キーワード タマネギ、ケルセチン、...
背景・ねらい 近年、野菜の需給をめぐる状況は、需要の多様化、輸入増加がみられる中で価格が低迷し、生産者の減少、高齢化が進行している。こうした状況の下で、野菜の需給動向の的確な把握が必要となっているが...
産地マーケティングによる中山間地域の特産作物産地システムとモデル経営
要約 中山間地域における特産作物産地化を図るには、産地マーケティングにもとづく、新作物・品種の試作、技術体系確立の役割を果たす「試作支援センター」が核になり、生産支援、販売体制を分担する役場・JAが...
要約 丸カゴを利用した簡便な猿害防止道具「猿ガ-ドキャップ」は、野生ニホンザルによる地這型果菜類の被害を防止する効果が高い。 キーワード 野生ニホンザル、地這型果菜類、猿害防止 背景・ねらい 菜園で頻繁...
要約 家畜ふんと林地残材、加工廃材およびダム流木の各々の粉砕物を容積比2:1で混合したものは、20週間堆肥化すると、易分解性有機物残存率がオガクズと同様に減少する。その堆肥は、作物の生育に対する阻害性が...
要約 エタノール水溶液中でハーブ、糊化澱粉とサイクロデキストリン合成酵素を反応することで、脂溶性ラジカル消去成分抽出、サイクロデキストリン生成、脂溶性ラジカル消去成分の水溶化を同時に行え、ハーブ由来...
要約 夏秋ホウレンソウ栽培で、初作目は耕起作業を行い、その後3作は不耕起連続栽培により耕起と施肥作業が省力できる。施肥は、油粕をN成分で20kg/10aの2回施用または被覆肥料の1回施用で、油粕毎作施用と同程度...
要約 青果物に貼付する情報伝達媒体としてISO/IEC15693に準拠したICタグを利用する場合、主要な青果物の一般的な包装形態への貼付であれば、所定の通信距離を安定的に維持できる。 キーワード ICタグ、青果物、情...
低温貯蔵した生ジャガイモを揚げ調理すると多量のアクリルアミドを生じる
要約 生のジャガイモを低温で貯蔵すると糖含量が増加し、揚げ調理に用いると強い焦げ色がつ くばかりでなく多量のアクリルアミドを生成する。冷蔵庫に保存したジャガイモは、素揚 げ調理を避けた方がよい。 キー...
要約 生鮮野菜の生産から消費までのフードチェーン全般にわたる食品衛生の向上のため、HACCPの概念を取り入れた、適正農業規範(GAP)への導入を目的とした生鮮野菜の衛生規範を作成した。 背景・ねらい 平成8...
要約 光センサーにより選果ライン上で「男爵薯」、「キタアカリ」、「メークイン」のでん 粉価が迅速かつ高い精度で測定できる。産地、付着土、貯蔵および品温が異なるばれいしょに ついても、実用上問題ない誤差...
要約 ばれいしょ「北育2号」は、早生の加工食品用系統で、「ワセシロ」および「ト ヨシロ」に比べ収穫時から2月貯蔵までのポテトチップ適性が優れる。ジャガイモシスト センチュウ抵抗性であり、そうか病に対し中...
新被覆栽培技術による産地卸売市場向けダイコンの導入効果と産地規模
要約 産地卸売市場出荷を前提に、トンネル栽培を核とした新被覆栽培技術による青果用ダイコンの経営導入をシミュレーションすると、臨時雇用を活用した経営面積6ha規模(うち青果用ダイコン173a)の農家12戸によ...
要約 ラズベリーの「インディアンサマー」で製造した清澄果汁の色調は赤味が強く、香りも強い。ブラックベリーで製造した清澄果汁はラズベリーより色調が暗く香りは弱いが、「ボイソンベリー」で製造した清澄果汁...
要約 「いぶりたくあん漬」への加工適性が高い加工用ダイコン新品種「秋試交2号」を育成した。このF1品種は、根肌が美しく肉質が緻密で、商品率が高く揃いが良い。また、加工後の歩留りが高く、食感も良好である...
要約 無洗米糠は生米糠に比べ繊維含量が粗脂肪含量が低く、デンプン含量が高い。無洗米糠は生米糠に比べ第一胃内での乾物、粗タンパク質およびデンプン消失率が高く、かつ、消失速度も速い。また、無洗米糠のTD...
要約 キュウリを食べたときの歯触りの品種間差は、生果と糠漬果のテクスチャーを分析することにより推定できる。 キーワード キュウリ、果実テクスチャー、品種間差 背景・ねらい キュウリは品種の違いによって食...
要約 ソバ粉は強いアンジオテンシン変換酵素活性阻害能を有しており、その阻害能は170℃ 10分の乾熱乾燥に安定である。また、ソバのラジカル捕捉活性はスプラウト、殻、粉の順に強く、産地や品種間の差は認められ...
要約 ナスの外観品質として重要なアントシアニン含量は、光を果皮表面に照射したときの波長710 nmにおける吸光度を測定し、予測式Y(予測値)=1.1975X(710nmにおける吸光度)-0.0594に当てはめることによって予...
要約 牛ふんとおがくずの混合物にユズ絞り滓を牛ふんと同量~半量(w/w)混合することにより、堆肥化過程におけるアンモニアの急激な発生が抑えられる。製造されるユズ滓牛ふんおがくず堆肥は牛ふんおがくず堆肥...