摘要 生態系調和型農業において畜産廃棄物等有機物の利用をさらに積極的に促進するために、根発達促進機能等高付加価値を有する有機資材を開発する。本年度は、各種畜産廃棄物を主原料とする有機資材の根発達促進...
摘要 これまでに、アルファルファのカルスを用いた凍結保存に成功した。本年はカルス化・再分化能をもたない個体・草種にも適用できる茎頂について凍結および乾燥保存を試みた。-20℃と-120℃でアルファルフ...
摘要 食品成分の生体防御に関わる細胞に対する作用の解明を目的に、本年度は、既にヒト組織急性リンパ腫細胞(U-937)を形態変化させることが明らかになっているホウレンソウが、生体防御に関与する顆粒球及...
摘要 配布用貯蔵庫に保存中の畑作物や野菜種子について発芽調査を実施し、約10年前のデータと比較検討した。なたね、とうもろこし、トマトではほとんど発芽率低下が見られなかったのに対し、小麦、大豆、ねぎで...
摘要 ホウレンソウの夏越し栽培では,高温,乾燥などの環境ストレスに起因する生育不良,品質低下が問題となっている。環境ストレスは地上部の光合成,蒸散機能の低下のほかに,根の活性も低下させるが,これまで...
摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理解明のための基礎資料を得る目的で、本害虫が通常寄生しないトマトの乾燥葉片を摂食させた場合の生存期間について検討した。この結果、トマトの生葉片では4日目までに、蒸...
摘要 アスパラガス培養茎頂のより簡便で安定的な超低温保存法の開発を目的として研究を行う。これまでに高濃度の凍害防御剤を用いたガラス化法、あるいは直接的な乾燥法の開発を行ったが4年度は新たに手法として...
摘要 北海道内5調査地点で性フェロモントラップによって捕獲したガンマキンウワバ雄の前翅長と乾燥体重を測定した。発生はどの調査地点でも年3回で、前翅長は遅い世代ほど長くなり、乾燥体重は遅い世代ほど軽く...
摘要 主要なサクラ材質腐朽菌であるベッコウタケ、コフキタケ、チジレタケの培養菌糸の生育と水ポテンシャルの関係を調べた。培地の水ポテンシャルはKOHまたはNaOHで調節した。チジレタケの生育限界は-6...
摘要 本研究では、子実や種子の生理的変化にともなう貯蔵物質蓄積オルガネラの生化学的、構造的変化について検討する。本年度はADP特異的ショ糖分解酵素の植物における分布を検討した。ADP特異的ショ糖合成...
摘要 アルファルファの茎頂組織について、低温保存(-20度)を検討した。方法としてプログラムフリーザーを使わない簡易的な方法で低温保存(-20度)を試みた。凍結防御剤に浸した茎頂組織を冷蔵庫を用いて...
摘要 抗菌物質を含有または分泌する植物を用いて土壌病害を防ぐ技術に関し、研究を進めている。ジャガイモそうか病菌(Streptomyces scabies)に対して抗菌活性を有する植物の検索を行った。...
摘要 組換え体及び非組換え体の比較において,樹体,結実等生育状況に関して両者の間に差は認められなかった。植物体内のフェノール物質,トマトから発散する揮発性物質のクロマトパターンにおいても,両者の間で...
摘要 我が国は長大な海岸線を有するが開発に伴って人工海岸化が進みつつあり、この海浜周辺の緑化は景観上急務の課題である。現在もっとも多く用いられているクロマツほかの樹種は海岸への適応性は高いが、美的要...
摘要 直播野菜を出芽後レーザセンサにより胚軸径を測定し、プログラマブルコントローラで演算・比較し、最も太い個体を残し、他を試作カッターナイフで切断・除去する間引き機を開発した。トマト苗をエチレングリ...
傾斜地における労働強度軽減のためのティレッジシステムの開発(42)
摘要 屈曲ブレード付き振動式全層破砕機の傾斜地における利用技術を確立するために、トウモロコシとダイコンについて、耕起方向の影響を検討した。傾斜上下方向作業は土壌水分の移動が促進され湿害回避に適したが...