摘要 茎頂培養によるウイルスフリー苗生産にかわる技術として、胚様体等を利用したより効率的な種苗生産システムが考えられる。このため、胚様体等生殖質の超低温保存技術の開発が必要である。本年度は凍結乾燥の...
摘要 2種の弱毒CMV〔CMV-P(No.7)+(55-1)RNA5とCMV-P(No.7)+(11)RNA5〕及びヘルパーCMV〔CMV-P(No.7)〕がそれぞれ感染したタバコ葉の真空乾燥封入試...
摘要 アルファルファは高蛋白・高ミネラルで家畜の嗜好性の高い採草用マメ科牧草である。1万haを越える栽培面積があるが、その増加は頭打ちと言われている。一方アルファルファ乾草などの輸入は急増している。...
摘要 バーズフットトレフォイル(BF)は不良環境への耐性があり、北海道内の、アルファルファ(AL)の栽培が難しい地域においてALに代わるマメ科牧草として期待できるので、BFの生育特性を調査した。BF...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(100)
摘要 ブラジル産の雑草や緑肥作物、樹木から他感作用による伸長阻害活性のある植物を検索した。生葉や落葉を60℃で通風乾燥して粉砕したもの10mgを10cc寒天中にサンドイッチ状に包埋し、寒天中に浸出す...
摘要 橙肉色かんしょの塊根中におおく含まれ、機能性成分でもあるカロテノイドの分析法・簡易測定法を検討した。まず、かんしょに適用できるカロテンの抽出法及びHPLC条件を検討し、カロテンの分析法を確立し...
摘要 九州の露地野菜特産物である「たかな」について、機械化による収穫作業の軽減化を図るため、栽培・作業および利用の実態調査を行った。その結果、経営面積は10~50a程度であり、耕耘・整地及び防除作業...
摘要 柔軟物として重量野菜であるスイカを対象とし、収穫、搬送作業時にスイカの損傷と関係の深い各種物性値の測定と、損傷発生メカニズム等を解明し、作業機設計に不可欠な物性値からの指針を得るとともに、最適...
摘要 高温期のハクサイ栽培において問題となる縁腐れ症について環境条件との関係を検討するとともに、発生予測に必要な蒸散量とこれら環境条件との関係についても検討した。縁腐れ症の発生は‘大福’が‘郷風’よりも...
摘要 収穫跡地における硝酸態窒素の分布状態を解明し、跡地からの窒素の流出を抑制する管理技術確立の基礎資料とする。淡色黒ボク土圃場に無機肥料区、無機肥料・わら堆肥区、乾燥豚ふん少量区、乾燥豚ふん標準区...
摘要 室温条件下でクローンを保存できる不定胚の乾燥保存の研究をアルファルファを材料に研究期間を2年間延長して行う。乾燥不定胚は種子と比較し、保存期間、発芽の速度、均一性が著しく劣るため、乾燥耐性誘導...
捕食性天敵による牧草におけるアブラムシ防除技術の開発(134)
摘要 野外放虫のためのナナホシテントウの室内飼育にあたって、生きたアブラムシ、凍結保存並びに凍結乾燥保存したアブラムシの餌としての適否について検討した。その結果、ソラマメの芽出しを常時供給することに...
摘要 西アフリカ産シクンシ科植物Combretum bracteatumに含まれる植物生長阻害物質の大量分取精製法を検討し、ゲル濾過型カラムを用いた新しい手法を開発した。その手法を用いて乾燥葉610...
摘要 短寿命のスイカ花粉の超低温保存技術を開発するために凍結前の前処理、保存中の脱酸素処理、融解時の急速融解処理、融解処理後の吸湿処理について適条件を明らかにすることを目的とした。花粉の葯からの分離...
摘要 ピーマン、トマト等の主要な野菜について、各時代に栽培された代表的な品種の品質構成成分の分析等により、時代の推移と共に野菜の栄養成分、糖含量などの品質特性がどの様に変化してきたかを調べる。5年度...
流通過程における野菜・果実の商品価値低下要因の究明及びその作用機構の解明(122)
摘要 ミニトマト果実の収穫時の状態と流通過程における商品価値低下との関係を明らかにするために、ガラス温室にて水耕栽培したミニトマト(品種ミニキャロル)の果実を、朝・夕の1日2回、3週間にわたってサン...
摘要 ニンニク乾燥用に普及しているシート乾燥法を模した実験から、ニンニク表面の蒸発に関係する湿り指数や物質伝達係数などのパラメータを求め、それらを用いてシート乾燥機を設置する施設の環境管理法をシミュ...
環境のむらに対する作物体の適応機能と調和した環境制御技術の開発(75)
摘要 側枝から発達したトマトの2つの根系を、別々のワグネルポットに定植して生育させた後、両方の側枝と主茎の蒸散流を茎流センサーで測定した。一方のポットを湿土側として毎日潅水し、もう一方のポットを乾土...
摘要 マイコトキシン産生菌の生育を防止することを主目的とし、植物成分の有効利用を試み、ワサビ等の揮発性成分アリルイソチオシアネート(AIT)の有効性を明かにした。穀類の実験でも、少量のAITの封入に...
摘要 マクロファージ活性化能を有する農産食品成分の機能と構造の解明を目的に、これまでホウレンソウの非透析性水溶性画分の一つがマクロファージ様の性質を示すヒト単芽球細胞(U-937)の形態変化を引き起...